今回のコラムは、自然災害への損害保険による備えについてお伝えします。
最近、「 50年に一度の大雨 」「 100年に一度の大雪 」などという言葉を頻繁に耳にします。「 本当に50年に一度なの? 」と疑問に感じるくらい、自然災害のリスクが高まっているように思われます。
■ 土砂崩れ
数週間前、大雨による土砂崩れが長崎市内で発生し、戸建住宅等に被害がありました。全国ニュースで戸建て住宅が転倒する様子をご覧になられた方も多いと思います。
私はその日、長崎市内にいたのですが、被害現場の山の上の方に車が直接乗り入れしづらいのか、長崎駅前の幹線道路にまで救急車やパトカー、レスキュー隊の車両が十数台あふれ出し、騒然とした雰囲気になっていました。
もし、自分の物件だったら、と考えてみたのですが、あのような被害に遭った場合、加入している火災保険にセットされている「 水災 」の条項によって、補償が受けらる可能性が高いと予想しました。
取引のある代理店さんに確認してみたところ、「 報道されていた映像を見る限り、転倒した戸建については、【 水災による全損 】と認定できると考えて差し支えないだろう 」とのことでした。
被害に...
最近、「 50年に一度の大雨 」「 100年に一度の大雪 」などという言葉を頻繁に耳にします。「 本当に50年に一度なの? 」と疑問に感じるくらい、自然災害のリスクが高まっているように思われます。
■ 土砂崩れ
数週間前、大雨による土砂崩れが長崎市内で発生し、戸建住宅等に被害がありました。全国ニュースで戸建て住宅が転倒する様子をご覧になられた方も多いと思います。
私はその日、長崎市内にいたのですが、被害現場の山の上の方に車が直接乗り入れしづらいのか、長崎駅前の幹線道路にまで救急車やパトカー、レスキュー隊の車両が十数台あふれ出し、騒然とした雰囲気になっていました。
もし、自分の物件だったら、と考えてみたのですが、あのような被害に遭った場合、加入している火災保険にセットされている「 水災 」の条項によって、補償が受けらる可能性が高いと予想しました。
取引のある代理店さんに確認してみたところ、「 報道されていた映像を見る限り、転倒した戸建については、【 水災による全損 】と認定できると考えて差し支えないだろう 」とのことでした。
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