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建築業界動向が不安定だった2022年。土地から新築のリスクヘッジ対策は!?

山村暢彦さん_画像 山村暢彦さん 第43話 著者のプロフィールを見る

2022/12/20 掲載

1、2022年、年間総まとめ建築編

前回は、不動産市況ということでお話しさせていただき、今回は不動産建築編として建築業界に焦点を当ててのお話しですが、今回のほうがトラブル系のお話しは多いかと思います。今回もざっくばらんにお話しできればと思います。

参照:融資動向に変化に伴い、新築投資家が増加した2022年。増えたトラブルは?

2、建築業界動向は不安定?!

数年前から続いていたことですが、2015年頃からは特にオリンピック関連の公共工事が増えたことで、「 職人不足⇒人件費の高騰 」等により建築会社で利益率が低下、工事遅延などが発生しました。景気がよさそうに見えて、不安定だった記憶です。

その後、コロナショックを迎え、さらにはウクライナ・ロシアの紛争も発生し、海外を含めた流通の停滞、すなわち、建築資材が不足する状況に陥りました。その結果、建築費の高騰が生じています。

建築業界というのは、元請⇒下請け⇒職人さんというように、どうしても垂直構造になる業界ですので、一か所で工事遅延・支払い遅延トラブルなどが生じ、どこか一社が倒産すると、連鎖倒産などに陥りやすい業界構造をしています。

このよ

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プロフィール

山村暢彦さん

山村暢彦さんやまむらのぶひこ

弁護士
不動産投資家

不動産・相続の法務に精通した、スペシャリスト弁護士。不動産投資・空き家活用・相続対策などのセミナーで講師経験も多数有している。不動産・相続をテーマとしたFMラジオにも出演。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • 祖父母の代からの大家の家系に生まれる。
    古い借家で家賃滞納などのトラブルを経験し「不動産・相続」の悩みを解決したいという思いから弁護士を志す。
    自身でも築古戸建を購入し、大家業の経験を積むなど、弁護士の枠内に収まらない不動産の知識と経験を有する。

    多数の不動産会社の顧問弁護士を務めており、また、そのネットワークから建築・リフォーム会社、運送会社等の顧問先企業の数も増加している。
    昨今、「働き方改革」の反面、労働トラブルが増える中で、企業側の労働者問題の対応が増加しており、企業研修などでは「副業」について話す機会も増えている。

    趣味はウイスキー、読書、靴磨き。
    大勢でお酒を飲むのも好きだが、一人の時間を作り、頭の整理をする時間も好き。
    好きな言葉は、「運と縁」。

    山村法律事務所
    神奈川県横浜市中区本町3丁目24-2 ニュー本町ビル6階

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