皆さんこんにちは、満室研究所所長の山岡清利です。前回は雪国特有の雪庇対策方法( エアコン室外機を力技で守る )で敷地内スペースに余裕がある場合の対策案を提案しました。
今回は人の往来がある場所で、単管で櫓( やぐら )を組めない場合の雪庇( 落雪 )対策をご紹介します。
■ 厄介な雪庇
冬季には画像のような巨大な雪庇がエントランス上部に必ず形成され、いつ落下し人的被害を出すか不安な状態になります。この写真は私の知り合いの大家さんのアパートにできた雪庇です。
見てください!雪国では、放っておくとこんなに大きな雪庇が出来てしまうのです!
パット見るとフカフカの雪の塊のようですが、実は大半が氷で非常に重く固さもあります。こんな物が落下して人間に直撃すれば確実に骨折するでしょうし、最悪、死亡してしまうかもしれません。
この物件ですが、残念なことに雪庇が形成される場所が人が出入りするエントランス部分で、しかも集合ポストの上なので非常に危険な状態になっていました。
絶対に雪庇の落下事故は避けなければいけないので、毎シーズン、ポスターの
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