前回は北国特有の冬のコストについてお話しましたが、今回は除雪しきれない場合に発生する排雪について取り上げてみようと思います。
東京で物件価格が上昇しているここ数年は、従来にもまして、本州の投資家さんが地方に物件を買われるケースが増えています。それは札幌も同じ。私も実際にたくさんの相談を受けます。
しかし、その中には本州と同じような感覚でいる方も多く、少し心配です。地方にはそれぞれの特徴や慣習があり、それを知っておかないと、「 こんなはずじゃなかった 」ということになりかねないからです。
そして、北国ではなんといっても、雪に関する知識が不可欠。たまにふる東京の雪と違い、北海道の雪は黙っていても溶けてくれないので、相当厄介です。中でも一番費用のかかる排雪について、知っておくことは絶対に必要になってきます。
1、敷地内の排雪
自分の敷地内の雪は自分で対処するしかありません。敷地内や駐車場内に雪をためて置けるだけの余裕があればいいのですが、賃貸物件で敷地にそこまでの余裕をもっている方はほとんどいないと思います。
そこで必要になるのが排雪で、一般的にはトラックなどで雪を持って行ってもらう運搬排雪が主流になり...
東京で物件価格が上昇しているここ数年は、従来にもまして、本州の投資家さんが地方に物件を買われるケースが増えています。それは札幌も同じ。私も実際にたくさんの相談を受けます。
しかし、その中には本州と同じような感覚でいる方も多く、少し心配です。地方にはそれぞれの特徴や慣習があり、それを知っておかないと、「 こんなはずじゃなかった 」ということになりかねないからです。
そして、北国ではなんといっても、雪に関する知識が不可欠。たまにふる東京の雪と違い、北海道の雪は黙っていても溶けてくれないので、相当厄介です。中でも一番費用のかかる排雪について、知っておくことは絶対に必要になってきます。
1、敷地内の排雪
自分の敷地内の雪は自分で対処するしかありません。敷地内や駐車場内に雪をためて置けるだけの余裕があればいいのですが、賃貸物件で敷地にそこまでの余裕をもっている方はほとんどいないと思います。
そこで必要になるのが排雪で、一般的にはトラックなどで雪を持って行ってもらう運搬排雪が主流になり...
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