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駐輪場で事件発生!〜自転車にまつわるトラブルと対策〜

山岡清利さん_画像 第54話

皆さんこんにちは、満室研究所所長の山岡 清利です。
最近、物件を巡回していて感じるのが、満車状態の駐輪場の多さです。明らかに戸数より多い自転車が駐輪されていて、奥のものは取り出しもできない状態です。

今の若者は車を持たないと聞きます。持っていても、不景気の影響なのか、車を手放す方も多いようです。車の変わりに台頭してきているのが自転車なわけですが、この自転車が原因のクレームも増えてきています。

先日、知人大家さんに頼まれて物件を巡回していると、なぜか隣の物件から出てきた人間が、普通に入っていきました。「 おかしいなぁ? チラシ配りの人かな? 」と思ったのですが、チラシも持っていません。

様子を見ていると、その男性はそのまま駐輪場に入っていって、慣れた手つきで自転車を外に出そうとしています。「 あれれ? これは変だぞ! 」というわけで、私はすかさず声をかけました。

「 ちょっとすみません。あなたはこの物件の入居者さんですか? 」

「 いいえ、向かいに住んでいます 」( とても気まずそうな様子 )

じぇじぇじぇ! 駐輪場がない向かいの物件の入居者が勝手に、近所の物件の屋根付き駐輪場を利用していたのです。もちろん、悪いのは黙って他人の物件の駐輪場を使うこの男性です。

しかし、引っ越してきた物件に駐輪場がなかったこの方も、ある意味、気の毒です。これはほんの一例ですが、このような自転車関連のトラブルというのは、どのエリアでも一定以上あるようです。

駐輪場にまつわる問題やクレームで、昔から一般的なのは、以下のようなものでしょう。

・放置自転車のために自分の自転車を置けない
・そもそも自転車を置く場所がない
・駐輪場が狭く、自分の自転車を取り出す手間が大変
・盗難


一番の問題は「 自転車を置く場所がない 」というクレームです。北海道の場合、10年くらい前の物件などは、無料の駐輪場より、利益の上がる駐車場を中心に設計されているのが一般的です。

そのため、元から駐輪場がなかったり、あっても非常に狭い事が多く、長期入居者と新規入居者で駐輪スペースの取り合いに発展してしまうことがよくあります。

単身者向け物件の場合、戸数分のスペースがあればいいのですが、ファミリー向け物件の場合、家族ひとりひとりがそれぞれの自転車を持っている事が多いため、駐輪場がパンクしがちです。

駐輪場がパンクしていると、新規入居者や新たに購入した入居者は仕方がないので、物件のデッドスペースを見つけて駐輪しだします。これが、共用部が荒れる初期段階です。

自転車を置くことを許していると、次第に、タイヤ・スポーツ用品・資源ゴミ・最後は私物までが放置されるようになり、物件全体も無秩序に荒れはじめます。そして、荒れた共用部は内見時のイメージダウンとなり、客付けにも大きな影響を及ぼします。



札幌などの雪国は、冬の間、自転車を屋外に置いておくと雪に埋もれて錆びてしまったり、雪の重みや除雪車によって押しつぶされ、本体が変形して走行不能となり、いわゆる粗大ごみになってしまう事がよくあります。

走行できなくなった自転車( 粗大ごみ )は退去の際に残置物として置いていかれる可能性が高く、そのため駐輪場がますます、自転車で溢れかえって行く訳です。

放置自転車( 粗大ごみ )は、タイヤが変形していたり、パンクしていたりするのですぐに判別できます。また、サドルに埃が溜まっている・カゴにゴミが入っているといった自転車は、破損はしていなくても、長期間使用されていない残置物の可能性があると判断できます。



残置物と思われる自転車が目立つ場合は、早めに管理会社に所有者確認を依頼しましょう。早めに対処することによって高管理物件を維持できますし、クレーム防止にもなります。

改善案としては、「 物件専用の駐輪ステッカー 」を作って管理する方法や、駐車場が長期間空いている場合には、駐車場収入にこだわらず駐輪場へと変えてしまうのも対処法の一つになります。

使いやすい自転車置場は、物件のバリューアップに直結します。自転車置き場が溢れている方、共用部に自転車を置かれて困っている方は、一度、原因をしっかりと分析した上で、対策を考えてみることを強くおすすめします。

次回もお楽しみに〜。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 山岡清利さん

山岡清利

ブログ:報告ネット業務日誌

■ 山岡さんの年表

東京でWEB製作運営会社を経営しながら北海道への移住を計画、移住後の収入源確保のために不動産投資の道に進む。

当初の計画では5棟購入し札幌へ移住する予定だったが、市場の変化で遠方からの管理が難しくなり2006年に会社を売却、2007年に札幌に移住する。

得意のDIY技術を生かしたバリューアップリフォームや仲介業者へのアピール方法などを研究し、激戦区で満室経営を続けている。

現在は大家業のかたわら、不動産管理状況巡回報告サービス業「報告ネット」の代表として、札幌に物件を持つ本州の大家さんたち等をサポートしている。

■ 山岡さんの所有物件

2002年
  札幌市西区 新築木造AP 6戸

2003年
  札幌市中央区 新築木造AP 8戸

2004年
  札幌市豊平区 中古区分 1戸

2005年
  札幌市西区 新築木造AP 8戸

2006年
  札幌市中央区 中古木造AP 8戸+テナント

・札幌がんばる大家の会会員
・北海道大家の会会員
・竃梹コ研究所役員
・J-REC メンバー
・エクシードXメンバー
・全国大家ネットワーク北海道支部

■ 講演実績

・健美家アカデミーセミナー
・さくら事務所エクシードXセミナー
・J-REC北海道支部セミナー
・賃貸住宅フェア2012in札幌
・賃貸住宅フェア2013in東京
・ファクターナイン・小野寺燃料セミナー
・札幌リスティング協会セミナー
・潮産業株式会社セミナー
・北央信用組合セミナー
・清陽通商株式会社セミナー
・BUFFALO ITソリューションズセミナー
・日本不動産経営協会(ジャルマ)セミナー

ほか

■ メディア掲載歴

・北海道新聞
・フジサンケイビジネスアイ
・住宅産業新聞
・全国賃貸住宅新聞
・グローバルオーナーズ
・家主と地主
・常口アトム住宅新聞
・BIG tomorrow
・財界さっぽろ
・クオリティ
・PocketClub
・北海道文化放送スーパーニュース
・TV北海道けいざいナビ北海道

ほか

■ 著書



「遠方・地方・激戦区」でも満室大家になる方法

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