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もったいない2世大家さんと我が家の相続対策

星野陽子さん_画像 第41話

たまに不動産投資の相談をされるのですが、話を聞いていて、「 もったいないな〜 」と思うことが時々あります。

たとえば、親がアパートなどの投資用不動産を持っていて、いずれはそれを相続するのに、「 親の物件は関係なく、自分は自分用に物件を買いたい 」というような相談を受けた時です。

「 親御さんの持っている不動産をきちんと知った上で、次にどういう物件を買ったらいいかを親子で考えた方がいいのでは? 」と私が言うと、こんな風に答えます。

「 親がアパートの経営状態を言わないから無理 」
「 親に相続の話をしたいけど、できない」
「 『 死んで欲しいのか 』と言ってすごく機嫌が悪くなる 」


つまり、子どもなのに、親の物件や経営状況のことがわからないと言うのです。経営状態がよかったり、親がきちんと相続税対策をしていたらいいのですが、そうではない状態で相続が発生したら、大変なことになるでしょう。

せっかく、資産をお持ちなのに、もったいない!

親が元気なうちに、相続について話しあっておけば、節税対策を講じることもできるのに・・・。借金はないにしても、相続で何も資産はもらえないであろう私は、ついそう思ってしまいます。

■ 不動産を相続したことに感謝できない2世たち

資産家のお子さんたちが相続で投資用不動産を手に入れたものの、マンション・アパート経営がわからずに経営を悪化させ、競売にかかってしまった物件をよく見ます( 私の所有物件のひとつもそんな感じです )。

また、遺産をたくさんもらったのに、そのことを感謝せず、ちょっとした滞納や雨漏りが起きるたびに、「 おやじはトラブルを押し付けて死んだよ 」と文句を言う人たちも知っています。

相続で得た不動産を現金化して、その現金を兄弟で仲よく分け合うというのは、遺産“争”続にならないための、ひとつのやり方だと思います。しかし、せっかく相続を受けたのですから、売るにしても、大切に扱えばいいのに、と思うことがあります。

なぜかというと、「 売主は相続で不動産を引き継いだだけで、どうせ不動産の価値がわからないのだろうから、思い切り指値をして安く買おう 」と考える買主に、不当な価格で売ってしまったりする2世さんを見ることがあるからです。

アパートやマンションの持ち主は、家族や自分の安心やしあわせのために不動産投資をしたり、不動産賃貸業をしていたはずなのに、家族が不満を持ったり、不幸になったら意味がありません。

また、誰かがせっかくがんばって得た不動産を、その価値がわからない子孫が二束三文で売ったりしたら、がんばった人が浮かばれないと思います。手を入れられないまま、朽ちていく建物もかわいそうです。

■ 親子共有名義での物件購入を検討中

相続の話というと、以前は自分が親から何かを相続するというイメージでしたが、今は、自分の財産をいかに息子たちに相続していくか、ということを考えます。

そして、自分は「 親の物件なんて知らない 」と言われないように、これまで、子ども達を物件に連れて行って電球を換えてもらったり、税理士さんとの打ち合わせに同席させたりしていました。

若くして起業をした長男に不動産投資のことを説明すると、インターネットのサイトの売買などを知っている彼は、「 不動産ってそんなに儲からないね! それだったらサイトを買った方が儲かる 」と話していました。

確かに、不動産取得税なんて、「 罰金ですか? 」というぐらいの金額ですし、その他にも数々の支払いがあったり、家賃滞納や雨漏りなどの様々なトラブルもあったり、手間がかかるわりには、手残りは限られます。

ところが長男も、ここにきて、「 そんなに儲からなくても安定収入があるのはいいかも? 」という気持ちになってきているようです。そんな理由から、今、二人の共有名義で物件を買うことを検討しています。

節税や相続税対策も、親子で一緒に考えて進めた方がうまくいくはずです( 我が家の場合は、息子の方が経営も節税もよく知っていますし・汗 )。

■ 息子と一緒に不動産投資をできるのが嬉しい理由

ただ、私にとっては、家族が経営に加わってくれることで、節税よりも大きな意味合いがあるのです。それは、「 仲間ができることで、精神的な負担が減る 」ということです。

今も不動産投資の講師やコンサルをやっているような頼もしい方々が周りにいてくれて心強いのですが、その一方で、ご夫婦や家族で不動産投資や不動産賃貸業をしている人たちがうらやましくてたまりません。

ずっと、実質一人でやってきて、つらいことも少しはありました。「 一緒にできる人がいたらどんなに精神的にいいか 」と思っていました。息子が一緒にやってくれるとしたら、本当に嬉しいことです。

話は変わりますが、先日、長男に誘われてイスラエル料理を食べに行きました。私たちはとても仲良しで、おいしいものを食べてビジネスの話をしたり、成功法則を語ったりという機会がよくあります( 笑 )。

今後は不動産投資の話も増えそうです♪


子供にご馳走してもらう日が来るなんて。がんばって育ててきてよかったです(笑)

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 星野陽子さん

Yokoさん

職業:特許翻訳者、不動産投資家
独身( 家族は子ども2人と犬2匹 )
夢は旅をしながら仕事や投資をする 旅行投資家&翻訳者&作家になること。

ブログ:不動産投資と大家業

大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

■ 星野陽子さんの年表

□2002年
不動産投資の勉強をはじめる。
最初に行ったセミナーはエクシード。

□2003年
東京都板橋区にワンルーム( 区分 )を現金( 440万円 )で購入。

□2004年
JR立川駅から徒歩12分のところに一戸建て( 4LDK、自宅兼オフィスだけれどもキャピタルゲイン狙い )を分離発注で建築。

□2007年
子育てや自宅の建築などで2002年以降、少し休んでいた不動産投資の勉強を再開。藤山勇司さんのセミナー、大家さんの物件見学会、IZUMI塾OBのセミナーや飲み会等に参加。この年、競売物件にも数回、挑戦したが、落札できなかった。買付を入れても一番手になれなかったり、銀行から門前払いされたりという状態が続いた。

□2008年
IZUMI塾第5期を受講し、同期生やOBと話すうちに、借金に対する心理的なハードルが低くなる。

東京都小平市にRC5階建てのマンションを購入
1階と5階は店舗。2階から4階は事務所、2DK、3DKの20戸
約3億円

Yokoさん

□2009年
2003年に購入した板橋区のワンルームを売却。一度も入居者が入れ替わらず、まさに不労所得だった。

□2010年
東京都三鷹市にRC4階建てのマンションを購入
3LDK×21戸
約3億円

Yokoさん

これまでの投資総額は約6億円

■ 著書


陽子さん本
「ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金・銀・銅の法則50」(経済界)


陽子さん本
「ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣」(総合法令出版)


陽子さん本
「貧困OLから資産6億をつかんだ『金持ち母さん』の方法 」(祥伝社)

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