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「将来的に不動産投資によい場所」を考える

星野陽子さん_画像 第54話

「 不動産はロケーション、ロケーション、ロケーション 」( 場所が第一 )と言われていますね。

投資によいのは原則として人が集まる場所かと思いますが、近い将来、それがAI( 人工知能 )に影響されることになるのでは? と気になっています。

先日、ある団体のイベントに参加しました。その団体は、少子高齢化などの構造的問題を抱える日本が、国際競争に勝ち抜き、経済成長を続けていくために、ITのさらなる戦略的利活用のための環境整備に関して政策提言を行っています。

そしてイノベーション( 創造と革新 )・グローバリゼーション( 国際的競争力の強化 )・アントレプレナーシップ( 起業家精神 )の促進を中心的な旗印として掲げています。

講演や対談を聞いたのですが、不動産投資・不動産賃貸業に関連すると思われる点がありました。「 不動産投資家の端くれ 」としてですが、考えたことをお伝えしますね。

■ 駐車場がなくなる?

たとえば「 ライドシェア、カーシェア、自動運転 」のセッションでは、自動運転の技術がすごいスピードで進んでいて、将来は道路に自動運転の車が待機していて、それで移動できるので、人々は車を所有しないで済むし、よって駐車場がなくなるなどの話しがありました。

「 私の物件の駐車場は何に使おうか 」「 価値のある車やそれを停めておけるスペースがあるのなら、車はさらに希少価値になる? 」等、話を聞きながらいろいろと考えてしまいました。

さらには人が乗れるドローンで移動もラクになりそうです。ドローンが多く使われるようになったときのための、空の安全管理のシステムも作られています。

■ 不動産賃貸業で使えそうな設置工事不要のシャワー

ソフトバンク社長の孫正義氏の弟で、Mistletoe( ミスルトウ )社の社長兼CEOの孫泰三氏が登壇したセッションがありました。

孫氏は現在、「 Living Anywhere 」というコンセプトを社会に広げたいと考えています。どこでも好きなところに住める社会にしたいそうです。

技術面で言うと、電気・通信・水道というライフラインのうち、電気と通信は「 オフグリッド 」( 送電線とつながっていない状態 )が一部実現化されています。

通信はワイヤレス化が実現しており、電気も太陽光発電などが進歩しています。すでに風力発電と太陽光発電と、トイレやシャワーやキッチンを備えたモバイル居住カプセルが海外で発売されていますね。

しかし、水に関してはまだ「 オフグリッド 」のような状態になっていません。そこで水の分野に取り組んでいるのだそうです。

コンパクトシャワーの映像を見ましたが、人が立てる程度の四角い箱の上に縦型のテントのようなものを立てて、その中でシャワーを浴びます。

下の箱の中に入っている最先端の水浄化システムの技術で、シャワーで使った水から皮脂、石けんなどの汚れを取り除くので、20Lの水で50回シャワーを浴びることができます。

上のテント部分は折り畳めるので、持ち運びが可能です。配管工事なども不要。

「 それ超いい! 民泊用の部屋とか、シェアハウスとか、シャワーがなかったり、少なかったりする部屋や物件で使える!! 」と内心叫んでしまいました( 笑 )。

■ キャピタルゲインを狙える場所

でも気になったことがあります。孫氏がLiving anywhereのコンセプトの前提というようなことを話した時です。

「 AIが広く使われるようになると、多くの人は、短時間労働となり、収入減となり、生活が大変になる。現在の家計の40%以上が、住宅や車、それに伴う保険などの費用である。生活の質を保ちながらそれらを不要にしてコストを下げたい 」。

つまり、格差社会での二極化が前提でしょうか。貧しくなっていく多くの人達に向けての準備が始まっているのかと思うと、少し悲しく、そして怖くなりました。収入が低くても土地( 家賃 )の安いところに安い経費で生活できれば生きていけます。

一方、今回の登壇者たちは、最先端の技術を使いこなし、オフグリッドで働ける人たちですから、どこで暮らしてもいいはず。

世界のどこかに住み、シリコンバレーで動いているプロジェクトに参加している人たちもいるかと思いますが、シリコンバレーに拠点を持つ人が多い印象です。

その団体の代表理事で楽天株式会社の社長である三木谷浩史氏は、半分シリコンバレーに住んでいるそうです。

「 ベン・ホロウィッツ氏( ベンチャーキャピタルでトップクラスのアンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者兼ゼネラルパートナー )の近所に住んでいて、ホロウィッツ氏の家でバーベキューをした 」。

と嬉しそうに語っていました。「 同じ釜の飯を食う 」という言葉がありますが、文字通り食事を共にすることで、悩みなども話し合えるような親しい仲になるのかも? 

離れていてもテレビ電話などを使ってコミュニケーションを取れるのですが、一緒にご飯を食べて話しをすることは、AIがいくら発達しても、人間にとって大切なことで、将来もずっと変わらないのかもしれませんね。

シリコンバレーのあるサンフランシスコには、そのような人たちが住んでいるのですが、家賃がものすごく上がっているとか( airbnbなどを使った民泊が家賃を上げているという面もあるようです )。

となれば、日本あるいは諸外国の「 シリコンバレー 」と呼ばれるような場所に投資をするのもいいのかな。さすがに現金をたくさん持っていないとできなさそうですけど( 汗 )。

不動産投資家として将来のことを考えるのは大切だしおもしろいので、またこのようなセミナーに参加してみようと思います。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 星野陽子さん

Yokoさん

職業:特許翻訳者、不動産投資家
独身( 家族は子ども2人と犬2匹 )
夢は旅をしながら仕事や投資をする 旅行投資家&翻訳者&作家になること。

ブログ:不動産投資と大家業

大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

■ 星野陽子さんの年表

□2002年
不動産投資の勉強をはじめる。
最初に行ったセミナーはエクシード。

□2003年
東京都板橋区にワンルーム( 区分 )を現金( 440万円 )で購入。

□2004年
JR立川駅から徒歩12分のところに一戸建て( 4LDK、自宅兼オフィスだけれどもキャピタルゲイン狙い )を分離発注で建築。

□2007年
子育てや自宅の建築などで2002年以降、少し休んでいた不動産投資の勉強を再開。藤山勇司さんのセミナー、大家さんの物件見学会、IZUMI塾OBのセミナーや飲み会等に参加。この年、競売物件にも数回、挑戦したが、落札できなかった。買付を入れても一番手になれなかったり、銀行から門前払いされたりという状態が続いた。

□2008年
IZUMI塾第5期を受講し、同期生やOBと話すうちに、借金に対する心理的なハードルが低くなる。

東京都小平市にRC5階建てのマンションを購入
1階と5階は店舗。2階から4階は事務所、2DK、3DKの20戸
約3億円

Yokoさん

□2009年
2003年に購入した板橋区のワンルームを売却。一度も入居者が入れ替わらず、まさに不労所得だった。

□2010年
東京都三鷹市にRC4階建てのマンションを購入
3LDK×21戸
約3億円

Yokoさん

これまでの投資総額は約6億円

■ 著書


陽子さん本
「ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金・銀・銅の法則50」(経済界)


陽子さん本
「ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣」(総合法令出版)


陽子さん本
「貧困OLから資産6億をつかんだ『金持ち母さん』の方法 」(祥伝社)

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