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困った隣人を襲った悲劇とまさかの物件買取依頼。

渡辺よしゆきさん_画像 第44話

どうもっ!(*'▽')
「 トラブルの宝庫 」という、あまり嬉しくないニックネームを欲しいがままにする、貧乏零細大家のよしゆきでっす!(´Д`)

今回は( も? )「 あの話、どうなったんですか? 」と続きを聞かれるランキングNO.1の「 BBAのその後 」の話。今回が最終章( になると良いな・・・ )です。

初めは「 ぶっ殺す! 」を連発していたBBAですが、BBAの植木を私の敷地に置くことを許可した時から、態度が軟化。遂には顔を合わせると「 上がっていけ! 」と拉致され( 笑 )、数時間お茶を飲む仲になりました。

私はといえば当然「 ハレモノ 」に触るように毎回丁重に対応をしていた訳ですが、それは何も私が、熟女好きだからではございません( キリッ )。では、どんな理由かというと・・・

BBAの所有する土地建物はいわゆる再建築不可。建築基準法上の道路に接しておりません。建物は昭和30年代築の倒れそうな平屋ですので、「 売却 」の難易度は相当、高いことが見込まれます。

普通に考えれば、虎狼のような投資家に鬼指しされて( 笑 )、二束三文で売却する他ないのです・・・。


しかぁぁぁぁしっ!(´Д`)


そんな使えない土地でもアラ不思議。この図をご覧ください。



どーでしょう? 私が買うことができれば、普通に「 再建築可 」になるのです!(#^.^#)

ということで、漠然とではありますが、「 いつか売ってくれないかな〜。じっくり構えれば3年位で売ってくれたりして? 」(*´з`)という下心を抱きつつ( 鬼畜 )、お茶のみ友達になっていたという側面もあります。

そして、事態は動きました。時期は今年の6月( 早っ )。なんと、BBAの側から、「 是非買っていただきたい 」との打診を受けたのです!

その日、呼び出された「 BBAハウス 」に上がると、浮かない表情のBBAが待っておりました。BBAは開口一番、こう言いました。


「 早急にお金が欲しいんです 」


実は、BBAには息子がおります。私がお茶を飲みに行くたびに1時間ほども自慢話をされる( 笑 )、BBAにとっては自慢の息子です。

しかし、その息子さんとは、性格的な折り合いも付かないとの事で( それも無理からぬ事かと・・・ )もう電話のやり取りのみで、数年は会っていないとの事でした。

その息子がなんと・・・


BBAの貯金を無断で使いこみ、お金が消えてしまったと言うのです!


「 えっ!? 」('Д')


いきなりの告白。私が信じられないという顔をしていると、BBAは貯金通帳を私に差し出しました。日付は2年ほど前からでしたが、最初の残高は1,500万ほどあります。

これは、身寄りのなかった姉から単独相続を受けたとの事でしたが、それがこの2年ほどで見る見る減っていくのです!

20万、50万。時には80万ほどと、細かくですが確実に残高が減っていきます。適用を見ると全て「 CD 」、つまりATMからの引き出しになっていました。


「 私も貰ったお金だから通帳をしばらく見てなかったんだけど、これはあれでしょ? 機械でお金を出してるんでしょ? 私は到底そんなことできないもの・・・ 」


BBAの口からそれを聞いたときに、私は頭から血の気が引くのを感じました。考えても見れば、80過ぎのお婆ちゃんがATMを使いこなせるはずもありません( 中には居ますでしょうが )。


「 ちょっと! これは見過ごしちゃダメでしょう? 銀行に言うなり弁護士さんに相談するなりした方がイイんじゃ? 」


当然、私はそう言いましたが、BBAは首を横に振るだけです。


「 80過ぎた婆さんができませんよ、そんなこと・・・ 」


そう言われてしまえば、第三者の私は何とも言えません。

ともかくも、老後当てにしていたお金がない事ですっかり困り果てたBBAは、私に自宅を売却したいと申し出たのです。そしてさらには・・・


「 あのね、よしゆきさん。その後でこの家に住まわせて欲しいのよ・・・ 」


「 えっ!!!!? 」(´・ω・`)


なんとBBAは、自宅をいわゆるリースバックして欲しいと言うのです!(‘Д’;)

これには正直、困りました。私のシナリオでは買ったら出て行ってもらい、気分スッキリ( 悪 )なハズのこのお話。それを、近所でも有名なトラブルメーカーBBAが住み続けるという。

しかもBBAは、80歳を超える高齢です。色々な心配事が頭をよぎります。しばしの悶絶のあと、辛うじて私が出した言葉が・・・


「 あの〜、息子さんは保証人になっていただけるんでしょうか? 」


でしたが、BBAは力なく首を横に振ります。


「 お母ちゃんが死んだら葬式くらい出すけど、面倒を掛けられるのは嫌だって言ってましたよ。何十年も育ててきて大学まで出してあげて、これだからね〜 」。


私はこれを聞いたときには、BBAが気の毒になりました。今までの経緯や、ご近所からの評価を見るに、息子からのこの仕打ちは、BBAの今までの生き方に責任があるかも知れません。

しかし、それでも息子のこの所業は、忠孝としてあり得ないこと。年老いた親の金を盗み、なおかつ面倒も見ないとは! この時にはすでに私の決心も決まっていました。


リースバック、受けてたってやろうじゃないの!(‘Д’)ノ


他人とはいえ、乗りかかった船。親不孝者の二人の息子への憤りがあったことも否定はできませんが、こうして私はBBAと売買契約を結び、再建築不可( だった )BBA物件は、私の所有物となったのです。

あら?

BBAの攻撃的な性質のせいで「 都内の駅近にもかかわらず相場より4割安く売られていた家 」を買った後、BBAとお茶を飲む仲になり、さらには「BBAの家」まで購入させてもらったということは、もしかして・・・


ハッピーエンド?


いやいや、この話の結末はまだ、自分にもわかりません。( 実はこの件、いまだトラブルの種を内包してはいるのです。が、その話はまたの機会に・・・ )。

【 よしゆき 今回の教訓 】
物事はいつどのように、どこに転がるか分かったもんじゃない! いつでも心の準備と金の準備はしとけー!


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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 渡辺よしゆきさん

よしゆきさん

「空室率75%のおんぼろアパートを満室にしたブログ!」
よしゆきさんのツイッター
よしゆきさんのメルマガ

■ 経歴

現在アラフォーの貧乏零細子沢山兼業大家さんです^^

1973年
東京生まれ

2004年
店舗兼住宅取得

2006年
不動産投資の勉強を始める。浦田健さんや藤山勇司さん、長嶋修さんの著作により多くの基礎知識を得る

2007年
競売により埼玉県越谷市に戸建を落札(表面利回り18%)

2010年
競売物件による賃料収入+鬼のような節制で資金を貯め、 埼玉の山奥にある空室率75%の廃墟寸前アパートを現金一括購入。 1R8戸(表面利回り28%)

しかしこのアパートで・・・7日目にして床下浸水の瑕疵が発覚、 40日目にして2人しか居なかった入居者様のお一人が居室内でお亡くなりになりΣ(゚д゚lll)、 90日目にしてアパート一帯が土砂災害警戒危険区域の選定検査を受ける。(;゚Д゚)!

が、数々の困難を乗り越え、 アパートを再生し8ヶ月で満室に導く。

2011年1月
「行動する大家さんの会(AOA)」を大家さん仲間と共に創立。(初回の勉強会で早くも会場費用自腹の危機を迎える・・・Orz)

2011年5月
全国大家ネットワークに参加
東日本大震災被災者の方を空室に受け入れる運動 「住まいりんぐ」及び「借り住まいの輪」に賛同。現在も被災者の方をアパートに受け入れている。

2011年12月
「FPコミュニケーションズ」主催 「金持ち大家さんアカデミー賞」にて最優秀賞MVPを授賞するというラッキーパンチが炸裂する(TへT

2012年3月
茨城県水戸市にRCマンションを取得。 店舗3戸、1DK×4戸、2DK×8戸(表面利回り24%)

2012年6月
新感覚の管理会社「みまもルーム」へ 外部アドバイザーとして参加

2012年7月
東京ビックサイトにて行われた「賃貸住宅フェア2012in東京」にて 講演

2012年9月
土地活用ドットコムのアドバイザーとなる

2012年12月
「FPコミュニケーションズ」主催 「金持ち大家さんアカデミー賞」にて最優秀賞MVPを2年連続授賞。史上初の二連覇を達成するというマサカのラッキーキックが炸裂!^^;

AOA勉強会やその他の勉強会にて 自身の経験を伝えるセミナーを多数開催。

「全国賃貸住宅新聞」「家主と地主」「日経新聞」などのメディアにも「汗をかく大家」として多数掲載されている。

■ 所有物件

2013年現在
3棟24室賃貸中

■ 著書

よしゆきさん本

「新米大家VSおんぼろアパート【赤鬼荘】-満室までの涙の240日」(ごま書房新社)

■ 投資に対する考え

「貧乏、暇なし、子沢山」と、元々の属性が低い(年収280万程度)為に 「地に足の付いた堅実な投資」をコンセプトとする。

「弱者の戦略」を練った結果、 実績を積むまでは現金購入を念頭に投資を展開。 競売戸建⇒築古地方アパートとじっくりと実績を積む。

次の段階として、資産の拡大へ。 状況が整った為に2012年に借入れにより物件を取得。しかし返済比率を30%未満に抑える事を重要視する事から地方都市での投資となった。

長期計画から、次の物件は「利回りが低くても近隣の物件」を取得する事を目標とし 年内を目処に購入予定。

また次のステージを目指し、法人による物件取得を模索中。 一方で大家業と言う狭義を飛び出した活動を模索。

様々なボランティア活動の他「この世界をどうやって楽しくしていくのか?」を 同じ目線で「今」を生きる多くの人達と一緒に考え、活動する。

NPO法人「みんなの森」へ賛同し、福島の子供達を東京都下の森への キャンプに招待する活動にも賛同、参加。

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