地中障害、台風、部材不足、手配ミス…。新築工事が予定通りに進まない！

新築マンション投資に関する失敗談を紹介する連載の2回目です。私は2018年2月にマンションを建設するため、工事請負契約を締結しました。工事請負契約締結までの経緯とそれにまつわる反省は前回、紹介したとおりです。

参照：人生最大の失敗。不安な予感から始まったトラブルだらけのマンション新築投資

工事が始まると、今度は何度も「 工事中断 」の連絡が入るようになりました。今回は、マンションを新築する際に工事が遅れる様々な要因について、私の体験を踏まえてご紹介します。

■ 工事開始からわずか半月で地中障害により工事中断

2018年4月、建物の基礎部分を作るため、土を掘り起こす掘削工事が始まりました。すると、半月もしないうちに担当者から工事中断の連絡を受けました。

「 地中に旧建物の基礎コンクリートが残っているため、除去する必要がある 」とのことでした。問題は、この基礎コンクリートが土地の西側を通る道路の下まで入り込んでいたため、除去が簡単にできないということです。

私は旧建物を取り壊したときになぜ気づかなかったのかと疑問でしたが、今回見つかった基礎コンクリートは、旧建物のさらに前の建物の基礎だったらしく、担当...