今月から確定申告の受付が始まります。
大家さんにとっては、最も嫌な時期ではないでしょうか( 笑 )。
「 確定申告書の作成を税理士に依頼した方がよいのでしょうか? 」という質問をよく受けます。確定申告を自分でやれば、物件の収支がよくわかるというメリットもありますが、会計や税金の知識がないとハードルが高いというのも事実です。
そこで、どのような方が税理士に依頼した方がよいのかをまとめてみました。
1.規模で判断する
税理士に確定申告を依頼する基準として、規模を基準に考える方が多いようです。事業的規模( おおむねお5棟10室以上 )になると、複式簿記による帳簿をつけることで、青色申告特別控除額が10万円から65万円になります。
複式簿記は、ある程度の簿記の知識がないと難しく、時間や手間もかかるため、税理士に依頼した方が早いといえます。65万円の控除を受けられれば、節税額で税理士に払う報酬をまかなえるということもあります。
( 65万円-10万円※ )×税率=節税額 > 税理士報酬
※ もともと青色申告で10万円の控除を受けられていた場合
2.手間と時間で判断する
サラリーマン大家さんなど、平日は時間が取れず、...
大家さんにとっては、最も嫌な時期ではないでしょうか( 笑 )。
「 確定申告書の作成を税理士に依頼した方がよいのでしょうか? 」という質問をよく受けます。確定申告を自分でやれば、物件の収支がよくわかるというメリットもありますが、会計や税金の知識がないとハードルが高いというのも事実です。
そこで、どのような方が税理士に依頼した方がよいのかをまとめてみました。
1.規模で判断する
税理士に確定申告を依頼する基準として、規模を基準に考える方が多いようです。事業的規模( おおむねお5棟10室以上 )になると、複式簿記による帳簿をつけることで、青色申告特別控除額が10万円から65万円になります。
複式簿記は、ある程度の簿記の知識がないと難しく、時間や手間もかかるため、税理士に依頼した方が早いといえます。65万円の控除を受けられれば、節税額で税理士に払う報酬をまかなえるということもあります。
( 65万円-10万円※ )×税率=節税額 > 税理士報酬
※ もともと青色申告で10万円の控除を受けられていた場合
2.手間と時間で判断する
サラリーマン大家さんなど、平日は時間が取れず、...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる