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「税務署に○○の申告が認められた」のウソ

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第18話 著者のプロフィールを見る

2016/9/5 掲載

1、「 申告が通った、◯◯の経費が認められた 」というウソ

「 ◯◯の経費が認められた 」「 ◯◯の方法の申告書が通った 」なんて自慢気に話されたり、ブログやSNSで発言されている方を見かけたりします。

一部の税理士でも、そのような発言をする方もいるようです。それを鵜呑みにして、自分の申告でも認められると思ってしまうと大変です。それぞれのケースで考えてみましょう。

2、申告書を提出して、指摘を受けなかったケース

今はスルーされているだけという可能性が高いです。税務調査では5年間( 悪質な不正などがあった場合は7年間 )さかのぼられ、あとから修正されることがあります。

というのも、申告書を提出した段階では、申告書上の数字しか出てこない( 根拠資料を付けるわけではない )ので、明確に間違っているかどうかがわかりづらいためです。

例えば、ご自身で確定申告をされていたというケースでよく目にするのは、「 区分マンションの購入価額を全額建物として計上して、減価償却している 」ものがあります。

区分マンションといえども、土地の部分があるため、「 購入金額を建物部分と土地部分に区分して、建物部分のみを減価償却する ...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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