1.平成29年から大きく変わった医療費控除
確定申告真っ只中、資料整理と集計に四苦八苦している方もいらっしゃるでしょう。税理士事務所もこの時期は、毎年苦労しています( 笑 )。
さて、大家さんの確定申告は、賃貸の収入や経費だけを計算すればよいというわけではありません。サラリーマン大家さんなら、勤務先の給与収入やふるさと納税、株式投資もしているなら株式の譲渡損益など、すべて確定申告で計算をしていきます。
その中で、ちょっと面倒なのが、医療費の集計だったりします。医療費控除は、その年にかかった病院代や薬代などを、所得から控除してくれるものです。
医療費は、家族の分も含められるため、合計すると大きな控除になったりします。ただし、医療費の合計が10万円( その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額 )を超えた部分だけが、控除の対象になります。
つまり、家族合計の医療費が10万円を超えなければ、控除されないことになります。一生懸命集計した結果が、9万円程度で、集計が徒労に終わるなんてことも経験された方もいるのではないでしょうか。
実は、平成29年からこの医療費控除に新しい制度が加わり...
確定申告真っ只中、資料整理と集計に四苦八苦している方もいらっしゃるでしょう。税理士事務所もこの時期は、毎年苦労しています( 笑 )。
さて、大家さんの確定申告は、賃貸の収入や経費だけを計算すればよいというわけではありません。サラリーマン大家さんなら、勤務先の給与収入やふるさと納税、株式投資もしているなら株式の譲渡損益など、すべて確定申告で計算をしていきます。
その中で、ちょっと面倒なのが、医療費の集計だったりします。医療費控除は、その年にかかった病院代や薬代などを、所得から控除してくれるものです。
医療費は、家族の分も含められるため、合計すると大きな控除になったりします。ただし、医療費の合計が10万円( その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額 )を超えた部分だけが、控除の対象になります。
つまり、家族合計の医療費が10万円を超えなければ、控除されないことになります。一生懸命集計した結果が、9万円程度で、集計が徒労に終わるなんてことも経験された方もいるのではないでしょうか。
実は、平成29年からこの医療費控除に新しい制度が加わり...
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