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大家さんの税金にも影響?!平成29年から始まった新しい医療費控除とは

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第24話 著者のプロフィールを見る

2017/3/6 掲載

1.平成29年から大きく変わった医療費控除

確定申告真っ只中、資料整理と集計に四苦八苦している方もいらっしゃるでしょう。税理士事務所もこの時期は、毎年苦労しています( 笑 )。

さて、大家さんの確定申告は、賃貸の収入や経費だけを計算すればよいというわけではありません。サラリーマン大家さんなら、勤務先の給与収入やふるさと納税、株式投資もしているなら株式の譲渡損益など、すべて確定申告で計算をしていきます。

その中で、ちょっと面倒なのが、医療費の集計だったりします。医療費控除は、その年にかかった病院代や薬代などを、所得から控除してくれるものです。

医療費は、家族の分も含められるため、合計すると大きな控除になったりします。ただし、医療費の合計が10万円( その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額 )を超えた部分だけが、控除の対象になります。

つまり、家族合計の医療費が10万円を超えなければ、控除されないことになります。一生懸命集計した結果が、9万円程度で、集計が徒労に終わるなんてことも経験された方もいるのではないでしょうか。

実は、平成29年からこの医療費控除に新しい制度が加わり...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

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経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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