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その保険と減価償却、本当に節税になってる? 税金の繰り延べを理解しようA

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第27話 著者のプロフィールを見る

2017/6/5 掲載

1.減価償却は節税になる?

前回のコラムに引き続き、「 税金の繰り延べ 」とは何か。そこから減価償却を使った節税の本当の意味について解説していきます。

2.正しい繰り延べの方法

税金の繰り延べとは、税金の支払いを先送りにしているにすぎません。先送りにしているだけで、いずれ支払うことになるのであれば、それは意味がないかというと、そうではありません。

使い方によっては、有効なケースがあります。例えば、毎年900万円所得がある人が、5年後に返戻率100%の500万円の保険( 全額経費になるものと仮定 )に入った場合を考えてみましょう。

■ 意味のない税金の繰り延べ例( 表1 )


保険に入った年( 1年目 )は、所得が低くなるため税金が安くなりますが、5年後( 6年目 )の解約時には所得が500万円増額されます。

所得税は、所得が高くなるほど税率が上がるため( 超過累進税率 )、保険を解約した年には、所得が高くなることから税率も高くなり、高額な税金を支払うこととなります。

6年間のトータルでは、高い税金になってしまい、これでは保険に入る意味がありません。

税金の繰り延べを、「 所得のコントロールができるもの 」...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

Knees bee税理士法人 代表

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経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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