物件を購入する際、自己資金がないからといって、なんとしてもオーバーローンで借りたいという投資家さんが増えてきました。
融資をしてもらう銀行が積極的にオーバーローンで貸してくれるのであれば問題ないのですが、それが叶わず、銀行に虚偽の数字を提出し、オーバーローンを引く投資家さんもいるようです。
■ ウソの決算書でオーバーローンを引くことのリスク
私も、そのために「 銀行に提出する用の決算書を作成してくれないか? 」という相談を持ちかけられることがあります。私は、税理士としてキッパリと「 NO 」と答えます。
そのときに思うのが、「 銀行から融資を受ける立場としての責任をわかって欲しい 」ということです。軽く考えている方が多いようですが、虚偽のデータで融資を引くことは大きなリスクが伴うのです。
大前提として、銀行は税務署に提出した申告書と決算書を見比べて、決算書の数字が申告した数字と合っているかを確認します。そのため、虚偽の決算書であることは通常はすぐにバレます。
仮に、そこでバレなくても、翌年以後の決算書を作るときに、どこかで辻褄が合わなくなります。それだけではありません。
「 粉飾決算に一度手を染める...
融資をしてもらう銀行が積極的にオーバーローンで貸してくれるのであれば問題ないのですが、それが叶わず、銀行に虚偽の数字を提出し、オーバーローンを引く投資家さんもいるようです。
■ ウソの決算書でオーバーローンを引くことのリスク
私も、そのために「 銀行に提出する用の決算書を作成してくれないか? 」という相談を持ちかけられることがあります。私は、税理士としてキッパリと「 NO 」と答えます。
そのときに思うのが、「 銀行から融資を受ける立場としての責任をわかって欲しい 」ということです。軽く考えている方が多いようですが、虚偽のデータで融資を引くことは大きなリスクが伴うのです。
大前提として、銀行は税務署に提出した申告書と決算書を見比べて、決算書の数字が申告した数字と合っているかを確認します。そのため、虚偽の決算書であることは通常はすぐにバレます。
仮に、そこでバレなくても、翌年以後の決算書を作るときに、どこかで辻褄が合わなくなります。それだけではありません。
「 粉飾決算に一度手を染める...
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