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大家の誤解。「経費を使う=節税」と信じて手残りを減らす人たち。

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第3話 著者のプロフィールを見る

2015/6/5 掲載

1、 「 経費を増やせば手残りが増える 」は本当か?

前回のコラムで、大家が手残りを増やすには、次の3つの方法しかないとお伝えしました。

①収入を上げる
②支出を減らす
③税金を抑える


①の「 収入を上げる 」と②の「 支出を減らす 」は、イメージがつきやすいと思います。空室を埋めたり、ローンの金利を下げる交渉をすることなのかと。しかし、③の「 税金を抑える 」ということについては、イメージが湧きにくいのではないでしょうか?

実は、これを実行するのは簡単ではないのです。よく、節税しなければと考えている方で、「 税金が高いから、何とか経費を使わないと・・・ 」という方がいらっしゃいます。

これは、「 お金を残す 」という観点から見て、本当に正しいことなのでしょうか?
以下に、具体例を使って検証してみましょう。

前回と同じく、「 収入・支出・税金 」だけを使って、手残り金額を考えてみましょう( 税金は、所得税・住民税ですが、わかりやすく数字を丸めています )。

(1)収入1,000万円、支出500万円の場合

収入  1,000万円
支出(経費)500万円
差引    500万円
税金    110万円
手残り   39...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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