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借り換えの落とし穴と事前に確認すべき事項

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第31話 著者のプロフィールを見る

2017/10/2 掲載

最近、不動産に対する融資が厳しくなってきたと漏れ聞こえてきますが、金融機関は相変わらず、低金利での借り換え合戦が続いております。

先日、私のところに、「 借り換え後にキャッシュフローが悪化しました。借り換えなければよかったのでしょうか? 」と、相談に来られた方がいらっしゃいました。

金利が3.5%から金利が1.5%と低くなっているにもかかわらずです。では、どうしてこのようなことになったのでしょうか?

1.借り換えに係る費用

まず、借り換えに係る費用を整理していきましょう。現在借り入れしている金融機関をA銀行、借り換え先の金融機関をB銀行とします。

(1)( 根 )抵当権の設定費用

借り換えをするということは、A銀行で設定していた( 根 )抵当権を抹消し、B銀行で新たに( 根 )抵当権を設定することになります。

( 根 )抵当権の抹消には、登記が必要で、登録免許税がかかります。抹消の登録免許税は、不動産の個数( 不動産の個数が20を超える場合には20 )×1,000円です。

B銀行での(根)抵当権設定についても、登記が必要で、登録免許税がかかります。設定の登録免許税は、登記する債権額( 極度額 )によっ...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

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経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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