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残念な確定申告にしないために!「経費使っても意味ないゾーン」を知ろう。

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第38話 著者のプロフィールを見る

2018/5/16 掲載

1.残念な確定申告書

ご自身で作成された確定申告書や、他の税理士さんが作成した確定申告書を参考に、法人化した方がよいのか、来年以降の戦略をどのように考えたらよいか等の相談を受けることがあります。

その中で、残念だなと思う確定申告書が多く見受けられます。何が残念かというと、「 せっかく支出した経費が無駄になっている 」ことがあるのです。

経費に計上しても意味がないし、それ以上経費をかけても節税にもならない状態になっているということです。これは決算書が黒字でも赤字でも、ありえる話です。

2.黒字の場合( 青色申告特別控除 )

不動産所得が黒字の場合は、青色申告をすることで、青色申告特別控除が受けられます。1室の賃貸からでも10万円の特別控除が受けられます。

事業的規模( おおむね5棟10室以上 )の賃貸経営をしている方は、複式簿記による帳簿をつければ、10万円に代えて、65万円の控除が認められます。

10万円や65万円の支出がなく、経費として使ったのと同じ効果があるので、非常に大きな特典になります。

しかし、赤字の場合には、これらの特別控除が適用できません。10万円控除もしくは65万円の控除は、黒字の範囲...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

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経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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