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売却のタイミングを逃すな!長期譲渡まで待つべきか?

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第39話 著者のプロフィールを見る

2018/6/5 掲載

1.長期か短期かで変わる税率

ここ数年、不動産価格があがってきていることから、所有している物件の売却を検討される方が多いようです。

個人所有物件の売却の相談を受けていると、所有期間が5年を過ぎたもの、つまり、長期譲渡に該当するものの中で売却を検討される方がほとんどです。

個人の不動産の譲渡にかかる税金は、値上がり益( 譲渡所得 )に対して課税されます。売却する物件の所有期間によって課税させる税率が異なるのです。

※計算式などは、過去のコラム参照ください。
 第12話:売却する前に知っておきたい譲渡税の節税方法


短期譲渡とは、譲渡する年の1月1日時点で「 5年以下 」の所有で、税率は39.63%( 所得税・復興特別所得税30.63%、住民税9% )です。

長期譲渡とは、譲渡する年の1月1日時点で「 5年超 」の所有で、税率は20.315%( 所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5% )です。

5年を超えるか超えないかで、税率が倍も変わります。利益の約40%が税金で持って行かれると考えると、長期譲渡まで待って、売却した方がよいと考えるのも無理はないかと思います。

2.売却した場合の手残り計算

しかし、...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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