最近、私が話すセミナーで、必ず言うようにしていることがあります。それは、
「 賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル 」
だということです。こんなことを言うのは私くらいでしょう( 笑 )。
これは、今後人口が減って賃貸需要がなくなるとか、これからもっと空室が増えて収入が少なくなる、という話ではありません。賃貸経営で満室を維持していても、右肩下がりになるということです。
1.現状維持でも手残りは減る
デッドクロスという言葉は大家さんにとって、必須の知識となりつつあります。デッドクロスとは、年間の減価償却費よりも年間の元本返済額が大きくなる時をいいます。
年間の減価償却費 < 年間の元本返済額
減価償却とは、支出を伴わず、経費になるもの( 正確には、支出あるが、そのタイミングをズラすもの )であり、元本返済額は、経費にならず、支出だけがあるもの。支出が経費よりも多くなることで、税金の負担が増え、手残りが少なくなる時期です。
デッドクロスになっても、資金が潤沢にあって、手残りがマイナスにならなければ、倒産など最悪の事態は避けられます。
賃貸経営で一番気を付けなければならないことは、手残りがマイナスになってしまう...
「 賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル 」
だということです。こんなことを言うのは私くらいでしょう( 笑 )。
これは、今後人口が減って賃貸需要がなくなるとか、これからもっと空室が増えて収入が少なくなる、という話ではありません。賃貸経営で満室を維持していても、右肩下がりになるということです。
1.現状維持でも手残りは減る
デッドクロスという言葉は大家さんにとって、必須の知識となりつつあります。デッドクロスとは、年間の減価償却費よりも年間の元本返済額が大きくなる時をいいます。
年間の減価償却費 < 年間の元本返済額
減価償却とは、支出を伴わず、経費になるもの( 正確には、支出あるが、そのタイミングをズラすもの )であり、元本返済額は、経費にならず、支出だけがあるもの。支出が経費よりも多くなることで、税金の負担が増え、手残りが少なくなる時期です。
デッドクロスになっても、資金が潤沢にあって、手残りがマイナスにならなければ、倒産など最悪の事態は避けられます。
賃貸経営で一番気を付けなければならないことは、手残りがマイナスになってしまう...
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