これまで、不動産の買い方について、個人か法人、どちらがいいかを尋ねられた時、ある程度年収のある方には、「 法人の方がよい 」とお伝えしていました。
しかし、最近は「 不動産投資で稼いだお金をどうしたいのか 」を質問して、その答えによって、法人がよいのか、個人がよいのかをアドバイスするようにしています。
1.法人のお金を個人で自由に使えるようにするのは難しい?
法人化のメリットとして、法人税の実効税率が低いことから、低い税率を使えるということと、役員給与を支払うことで、所得分散が図れて、さらに低い税率を使えるということがあります。
しかし、法人で稼いだお金は、法人でしか使えません。法人の事業経費には使えますが、個人のプライベートの支出を法人が負担すると、役員賞与と認定されて、法人の経費にならず、個人に税金が課税される可能性があります。
法人のお金を個人で自由に使えるようにする方法としては、4つ挙げられます。
①の場合、ネックになるの...
しかし、最近は「 不動産投資で稼いだお金をどうしたいのか 」を質問して、その答えによって、法人がよいのか、個人がよいのかをアドバイスするようにしています。
1.法人のお金を個人で自由に使えるようにするのは難しい?
法人化のメリットとして、法人税の実効税率が低いことから、低い税率を使えるということと、役員給与を支払うことで、所得分散が図れて、さらに低い税率を使えるということがあります。
しかし、法人で稼いだお金は、法人でしか使えません。法人の事業経費には使えますが、個人のプライベートの支出を法人が負担すると、役員賞与と認定されて、法人の経費にならず、個人に税金が課税される可能性があります。
法人のお金を個人で自由に使えるようにする方法としては、4つ挙げられます。
①法人から個人( 役員 )へ給与を支払う
②法人から個人( 株主 )へ配当を支払う
③法人から個人( 貸主 )へ家賃や利息を支払う
④法人から個人( 役員 )へ退職金を支払う
②法人から個人( 株主 )へ配当を支払う
③法人から個人( 貸主 )へ家賃や利息を支払う
④法人から個人( 役員 )へ退職金を支払う
①の場合、ネックになるの...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる