4月になりました。
新型コロナウィルスによる影響はまだまだ続きそうですが、今が踏ん張りどころなのかもしれません。十分に注意し、励ましあっていきましょう。
さて、2020年の今年は、税法・民法が大きく変わる年です。とくに民法改正は、大家さんにとって賃貸経営が大きく変わる要素を秘めています。何が変わるのか、時系列で見てみましょう。
■ 1月1日からの適用
<所得税法の改正>
(1)給与所得控除の見直し
・給与所得控除額を一律10万円引き下げ。
・給与所得控除の上限額を、年収850万円、控除額195万円に引き下げ。
(2)公的年金等控除の見直し
公的年金等控除額を一律10万円引き下げ。年金以外の所得が1,000万円を超える場合は、控除額を引き下げ。
(3)基礎控除の見直し
・基礎控除38万円を一律10万円引き上げ、48万円とする。
・合計所得金額2,400万円を超える個人については、基礎控除を段階的に引き下げ、合計所得金額2,500万円を超える場合、基礎控除の適用をしない。
(4)65万円控除の見直し
青色申告者の65万円控除が、電子申告などを行わないと、55万円に引き下げ。
(5)寡婦( 寡婦 )控除の見直し
未婚のひ...
新型コロナウィルスによる影響はまだまだ続きそうですが、今が踏ん張りどころなのかもしれません。十分に注意し、励ましあっていきましょう。
さて、2020年の今年は、税法・民法が大きく変わる年です。とくに民法改正は、大家さんにとって賃貸経営が大きく変わる要素を秘めています。何が変わるのか、時系列で見てみましょう。
■ 1月1日からの適用
<所得税法の改正>
(1)給与所得控除の見直し
・給与所得控除額を一律10万円引き下げ。
・給与所得控除の上限額を、年収850万円、控除額195万円に引き下げ。
(2)公的年金等控除の見直し
公的年金等控除額を一律10万円引き下げ。年金以外の所得が1,000万円を超える場合は、控除額を引き下げ。
(3)基礎控除の見直し
・基礎控除38万円を一律10万円引き上げ、48万円とする。
・合計所得金額2,400万円を超える個人については、基礎控除を段階的に引き下げ、合計所得金額2,500万円を超える場合、基礎控除の適用をしない。
(4)65万円控除の見直し
青色申告者の65万円控除が、電子申告などを行わないと、55万円に引き下げ。
(5)寡婦( 寡婦 )控除の見直し
未婚のひ...
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