いよいよマイナンバーの通知が始まりました。お手元に届いた方もいらっしゃるのではないかと思います。今回は、マイナンバーの今後の展開と対策をお話します。
1.拡大していくマイナンバー利用
現状、マイナンバーは、社会保障、税、災害の分野のみに利用が限定されていますが、今後は利用を拡大していくことが予定されています。
○ 預金口座
平成30年から銀行の預金口座などにマイナンバーの記載が始まる予定です。当初は、利用者の任意ですが、平成33年を目処に義務化も検討されます。
預金にマイナンバーが導入されることで、役所側が口座の残高や入出金の情報を確認することができます。税務署は、所得もれ、贈与、相続などでの調査に利用します。
社会保証の面では、収入や財産の額が、福祉を受ける要件に合致している等のチェックで利用することが予想されます。
○ 医療
平成30年を目標に、健康保険証と個人番号カードの一体化を目指しています。カルテや診療報酬明細( レセプト )などの医療情報にマイナンバーとは別の番号制度を導入し、お医者さんが個人の診療結果や処方薬の情報を共有できるようにし、二重の投薬や二重検査を避けることを目的にします。これ...
1.拡大していくマイナンバー利用
現状、マイナンバーは、社会保障、税、災害の分野のみに利用が限定されていますが、今後は利用を拡大していくことが予定されています。
○ 預金口座
平成30年から銀行の預金口座などにマイナンバーの記載が始まる予定です。当初は、利用者の任意ですが、平成33年を目処に義務化も検討されます。
預金にマイナンバーが導入されることで、役所側が口座の残高や入出金の情報を確認することができます。税務署は、所得もれ、贈与、相続などでの調査に利用します。
社会保証の面では、収入や財産の額が、福祉を受ける要件に合致している等のチェックで利用することが予想されます。
○ 医療
平成30年を目標に、健康保険証と個人番号カードの一体化を目指しています。カルテや診療報酬明細( レセプト )などの医療情報にマイナンバーとは別の番号制度を導入し、お医者さんが個人の診療結果や処方薬の情報を共有できるようにし、二重の投薬や二重検査を避けることを目的にします。これ...
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