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電子帳簿取引法って?!生前贈与ができなくなる?!どうなる2022年?影響ある改正点

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第86話 著者のプロフィールを見る

2021/12/3 掲載

もうすぐ2022年ですが、大家さんに影響のある改正点は、インボイス制度だけではありません。2022年1月から電子帳簿保存法が始まります。また、生前贈与ができなくなるのではと巷で騒がれています。

電子帳簿保存法も生前贈与も、大家さんにとって影響のあることなので、知っておいてもらいたい内容です。

1.電子帳簿取引法とは

1)概要

昨今ネットの取引が主流となり、紙での請求書や領収書のやり取りが少なくなってきました。税務上は「 紙 」での保存が求められてきましたが、時代に合わせてその保存方法を見直し、電子での保存を認めるとともに、保存方法をルール化することにより、改ざん行為を防ぐ目的で作られました。

これは業種問わず、個人も法人にも強制適用されるものになります。大企業はこれによってシステム整備が余儀なくされますが、コストがかかるため大家さんには現実的ではありません。

最低限知っておいてもらいたいルールは次の3つです。

①PDFなど「 電子取引 」で受け取った書類は、紙に印刷して保存ができない。
②受け取ったデータは、保存期間中( ※1 )は電子データのまま保存義務がある。
③電子データは、検索できるようにファイ...

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プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

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経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

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