• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

融資期間は短い方がよい?長い方がよい?キャッシュフローをグラフ化して見えること

渡邊浩滋さん_画像 渡邊浩滋さん 第96話 著者のプロフィールを見る

2022/9/1 掲載

1.融資の借り入れ期間、どちらが有利という話ではない

不動産投資で融資を受ける際、融資期間は短い方がよいのでしょうか? 短い方がよいのでしょうか?

一般的には、短い方が毎月の支払額が多くなり、長い方が毎月の支払額が少なくなります。反面、短い方が金利を払う期間が短くなるため、支払う利息総額は少なくなり、長い方が金利を払う期間が長くなるため、支払う利息総額は多くなります。

月々の支払額を抑える方を取るか、利息総額を抑える方を取るかの選択と考える方が多いと思います。しかし、私はそう考えません。

両者の違いは、極論で言うと「 キャッシュフローを自分の手元に置くのか、銀行の手元に置くのか 」でしかありません。短い方では銀行へお金が流れ、長い方では自分の手元にお金が流れるということです。

利息の違いはありますが、低金利の現状であれば、月々のキャッシュフローに大きな影響を与えないことも多いですし、利息総額は、借入期間を長くして手元キャッシュを貯めておき、時期を見て繰り上げ返済すれば大きく変わりません。

では、「 キャッシュフローを自分の手元に置くのか、銀行の手元に置くのか 」によって、不動産投資でどんな影響があ...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

渡邊浩滋さん

渡邊浩滋さんわたなべこうじ

不動産投資家
Knees bee税理士法人 代表

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □大学在学中に司法書士試験に合格

    □大学卒業後総合商社に入社。法務部にて契約管理、担保管理、債権回収などを担当

    □商社を退職後、税理士試験に合格

    その頃、実家のアパート経営(5棟、全86室)が危機的状況であることが発覚。 経営を立て直すために自ら経営を引き継ぎ、危機的状況から脱出する

    □2011年
    「行動する大家さんの会」を設立

    □資産税専門の税理士法人に勤務した後、2011年12月、独立開業

    □2013年
    「一般社団法人 大家さんの道しるべ」代表理事就任

    □2017年
    日本全国の大家さんを救うべく、フランチャイズ展開を開始(同じ志を持つ仲間を求めている)

    □2022年10月法人化
    税理士の視点と大家の視点からアパート経営を支援するために活動し、税理士・司法書士のワンストップサービスを提供している

    資格専門学校の講師、賃貸住宅フェアでの講演、セミナー講師等、幅広い分野で活躍中

閉じる

ページの
トップへ