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【不動産投資本】首都圏で資産を築く!王道の不動産投資

不動産投資本/書評 ニュース

2017/03/10 配信

本書「首都圏で資産を築く!王道の不動産投資」は、素人投資家が知識を身につけることで「セミプロ」となり、敵だらけの不動産投資市場で勝ち抜くための方法を、様々な事例や実践的なノウハウと共に紹介する内容である。
無題

長年、不動産業界に身を置いてきた著者は、「不動産業者の99%は、購入者のその後のことなど考えていない」と言い切る。それは仲介業者も管理会社も、リフォーム会社も同じ。甘くない現実は本書の随所で紹介され、読み進めるうちに身が引き締まる思いになる投資家も多いかもしれない。

例えば、冒頭に紹介されるサラリーマン投資家Aさんの事例。Aさんは不勉強のままセミナーに参加し、提携業社から3棟の地方大型物件を購入。ところが、スタートから半年で収支がマイナスになり、売却しようにも1億円の借金が残ることに。マジメに人生を歩んできたAさんが迎えたのは、「自己破産」という結末・・・。

Aさんのように、「デッドクロスの意味を知らない」、「所得税の仕組みを理解していない」、「長期的な戦略を持たない」という不勉強な状態で、業者にいわれるままに年収の何倍もの借金をしようとする投資家たちに、著者は繰り返し警鐘を鳴らし、カモにされないための方法を述べる。

・フルローンで1年で10億円の物件を買った投資家がその先、儲かり続けることはない
・自己資金は必ず必要
・財務3表の知識を身につけるべき
・早期リタイアは危険
・稼げるかどうかは「物件」ではなく「人」で決まる

「フルローン」「セミリタイア」「不労所得」といった耳障りのいい言葉は出てこない。その代わりに見られるのは、上記のような甘くない言葉ばかりである。専門的な用語も多く、勉強を始めたばかりの初心者にはとっつきにくい内容かもしれない。

しかし、その言葉の奥には、過去に住宅ローン破産者の債務整理を担当し、「不動産を買ったことで不幸になる人」を見てきた著者の、失敗する人を減らしたいという思いが込められている。

本書には、「不動産投資とは?」といった概論や用語の説明は一切ないため、難しいと感じる読者も多いだろう。しかし、逆に言うと、このレベルの内容を理解しないまま、大きな借金をするのは危険ということもできる。

著者の推奨する投資手法を選ぶかどうかは別としても、不動産業者の儲けの仕組みを理解する、融資を引き続けるためのロジックがわかる、失敗する投資家のパターンを知ることができるなど、得るものは多い。

減価償却や税金の仕組み、資産の組み換えなどの長期的な戦略について、しっかりと考えいないまま買い進めてきた中級者にとっても、学びのある一冊になりそうだ。

健美家編集部

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