本書「3年で年収1億円を稼ぐ『再生』不動産投資」は、空室率の高い地方の中古一棟マンション等をあえて購入し、再生して物件価値を上げるという手法で高利回り投資を行う「再生不動産事業家」天野真吾さんの初の著書。
メインの再生不動産事業についての項目の他、「おしい大家」と「できる大家」の違いを紹介するパートからは、不動産投資にかかわる一通りのポイントを学ぶことが可能。
また、「管理会社を数値化して選定する方法」(第3章)、「激安自宅を購入してお金が貯まる仕組みを作る」(第5章)といった著者独自のノウハウが、迷いの中にいる読者に道を示してくれそうな一冊です。
注目は第2章の「全空物件でも融資を得るコツ」。地方や高い空室率など、不利な物件が多いにもかかわらず、著者が融資を受け続けてこられた理由とロジックが、「弱い新設法人をいくつも作るのではなく、融資の出る個人・法人を作って育てる」という考え方と合わせて紹介されています。
「3年で家賃年収1億円を稼ぐ」という題名のイメージとは異なり、本書にイケイケな雰囲気は皆無。人一倍の勉強と行動力、そして人間力の高さを武器に、家族や管理会社などの協力を得て、資産を増やし
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