不動産投資をテーマとした書籍は、すでに出尽くした感がある。そう言われるようになって、もう数年が経つが、新しい本は出続けている。2017年だけでも、110冊以上(Amazon.jp「不動産投資」ジャンルの出版点数参照)の不動産投資本が世に生み出された。
その中から何を選べばいいのか。その基準として、「これまでの本と違う学びが得られるもの」「現在でも再現性の高いもの」という点を挙げる読者は多いだろう。その2点について、本書『高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法』は一定の評価が得られそうだ。著者のふんどし王子さんは、富山在住の31才。工業高校を卒業後に地元のメーカーに入社し、製造業の現場で日々、汗を流すサラリーマンだ。
7年前に不動産投資を始めた時の自己資金は100万円。区分マンションからスタートし、賃貸併用住宅、中古アパート、ボロ戸建、そして新築アパートと、様々な物件を買いながら、経験値と家賃年収を上げ続けてきた。
本書から得られる「他の本と違う学び」のひとつは、「中古物件の購入・売却で現金を増やす」⇒「新築アパート投資(建売ではなく、土地から購入する実業系)」という流れ
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