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【不動産投資本】「いまさら始める?個人不動産投資」金融のエキスパートが教える、個人向け不動産投資とは?

不動産投資本/書評 ニュース

2017/11/26 配信

不動産投資ブームの過熱による投資物件の高騰に加え、金融機関の融資姿勢にじわじわと閉塞感を感じつつある昨今、個人がこれから不動産投資を始めるに当たって、越えるべきハードルは以前より高くなって来たと言える。

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そんな中、本書『いまさら始める?個人不動産投資』というタイトルは、個人的にとてもタイムリーに感じた。しかし、実際に読み始めて見ると、タイトルから勝手に想像したイメージとは異なり、堅実かつ体系的な「不動産投資の教科書」とも言える内容であった。

著者は金融コンサルティング会社、マリブジャパン代表の高橋克英氏。これまで三菱銀行やシティグループ証券、シティバンク等で、クレジットアナリストや富裕層向け資産運用アドバイザーを経験してきた、いわば「金融のエキスパート」だ。

高橋氏は、これまで主に地銀や信金/信組といった、金融業界の情勢をまとめた著書を多く出版している。今回、個人の不動産投資家向けに出した本書は、成功大家さんや不動産コンサルタントといった、「不動産サイド」の専門家が書いた投資本とはスタンスが異なり、「金融サイド」の視点から不動産投資を見据えた、興味深い1冊と言える。

本書では、年収1千万以上のサラリーマンを対象に、これから個人で不動産投資を始めるに当たって必要なマインドやノウハウを、丁寧かつ詳細に網羅している。

投資本でありがちな、著者だけが持つテクニックや派手な成功例といった内容ではなく、これまで培われた普遍的な不動産投資法をシステマチックに解説している点では、ある意味「教科書的」とも言ってもいいだろう。

特に、物件の評価法や融資、税金や法律など、金融業界出身の著者ならではと思える内容が充実している。スルガ銀行や静岡銀行など、不動産投資向け融資に特化している各金融機関の経営方針や融資情勢の解説も詳しく、融資開拓を進めるに当たって大いに参考になると思われる。

興味深かったのは、「情報収集より情報遮断」「あなたが住むわけではない」「土地勘はむしろ邪魔」といった、ビジネスライクな割り切りが随所に見られることだ。

物件探しよりも不動産会社、管理会社など、パートナーとの関係構築を重視すべきという点も、多くの不動産投資本とは一線を画していると感じた。

本書は、投資プレーヤーの対象を年収1千万以上のサラリーマンに限定し、堅実な不動産投資を詳細に解説しているため、読み進めるハードルが高いと感じる読者がいるかも知れない。

しかし、融資や税金など、あらゆる不動産投資ジャンルにおいて必須となる項目も多い。

これから不動産を始めようとする初心者だけでなく、全ての不動産投資家にとっても、一読に値する本と言えるだろう。

健美家編集部(協力:五位野健一)

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