現代を生きるほとんどの人間は、未来がどう変わっていくのか、そして、その時の自分がどうなっているかを知りたいはずだ。刻々と情勢が変わる市場の流れを読み、まとまった資金をコントロールする投資家であれば、その思いは人一倍強いのではないだろうか。
その答えは、昨年12月に枻(えい)出版社が発行したムック本、「驚愕!日本の未来年表」の中に見出だすことができるかも知れない。
この本では、東京オリンピックが開催される2020年から、日本の人口が1億人を割りこむと言われている21世紀後半にかけて、「日本という国」がどのような未来を迎え、時代の変化が人々にどのような影響を与えるのかを、各界の専門家が大胆かつ具体的に予測している。
その内容は人口問題に始まり、科学技術や宇宙開発、経済と雇用、医療、介護、そして不動産や建築に至るまで、さまざまな分野を対象にしている。その中でも、われわれ投資家にとって気になる不動産関連の未来については、以下のような予測をしている。
2022年 団塊世代が75歳を迎え、郊外がドーナツ化し始める
ひとり暮らし社会 生産緑地問題
2025年 東京都の人口がピーク
2030年 取り壊せないマンショ
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