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【不動産投資本】先を読む投資家なら目を通しておきたい「東京・首都圏未来予想図」。オリンピック後の東京の街はどう変わるのか?

不動産投資本/書評 ニュース

2018/03/14 配信

街の再開発計画はその地域の土地の資産価値、ひいては不動産価格に大きく影響を与えるものである。ましてや2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた大規模再開発とあれば不動産投資家なら誰もが無関心ではいられない。

2月17日発売の「カラー版 重ね地図でよくわかる 東京・首都圏未来予想図」(宝島社新書)は、こうした気になる再開発の最新情報を網羅し、未来の東京がどう様変わりするのかを解説した一冊である。

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「重ね地図」とはトレーシングペーパーのような半透明の紙に建設予定の大型建築物を印刷したもので、この特製の「未来地図」を「現在」の地図に重ね合わせることで2020年以降の街並みが浮かび上がってくる仕掛けになっている。

本書で採り上げている注目の再開発エリアは大きく分けて以下の5つである。

まずは「千駄ケ谷〜原宿〜渋谷」エリア。新国立競技場ができ、最寄り駅であるJR千駄ケ谷駅が改良され、人の流れが大きく変わりそうだ。一時はオフィスビル不足で大手企業が撤退していた渋谷エリアもオフィス・ホテル・商業を兼ね備えた複合ビルが続々とオープン予定である。

次にビジネスの中心地である「東京〜大手町〜新橋〜神田〜銀座」エリア。世界最高水準のホテル「フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツ」や、文化施設や商業施設を備えた「東京ミッドタウン日比谷」が登場するなど、街並みが大きく変わりそう。

半世紀ぶりに山手線の新駅が登場する「品川〜田町〜浜松町」エリアからも目が離せない。品川と田町の間にできる新駅周辺には駅ビルや複合ビルの建設も予定され、品川駅はリニアの始発駅になるなど、ますます利用者が増えそうだ。

そして、「豊洲〜晴海〜有明〜木場〜虎ノ門」エリア。五輪後はマンションとして利用される予定の選手村や豊洲新市場、地下鉄の虎ノ門新駅に注目が集まる。

最後は「その他 注目エリア」として池袋や中野を採り上げるほか、鉄道・道路の開発について解説している。

再開発の情報は新聞で読んだり街を歩いているときに建設現場を見かけたりして知っているものもあるが、こうして全部を俯瞰して見ることは投資家にとっては必要なことだと思う。というのも、「逆張り」したり「先読み」したりするのに便利だからだ。

たとえば、本書にあるような注目エリアの不動産はすでに値上がりしてしまっている。しかし、再開発の影にはエアポケットのようにそこだけ取り残されてしまった地域があるものだ。これから都心部の不動産を購入するなら、こうしたエリアを逆張りで狙ってみるといった使い方もできる。

あるいは、人が集まるエリアでは通勤ラッシュがひどくなるだろうから、その沿線の始発駅が「座って会社に行ける!」と人気になるかもしれない…… などと想像するのも楽しい。

住民が増えそうなエリアを実際に歩いてみて、たとえばコインランドリーをまったく見かけなかったらコインランドリー投資を計画してみるといった使い方もできるだろう。

本書はあくまでも2020年以降の街並みや人とお金の流れの変化を紹介したもので、不動産価格の推移には触れられていないが、想像力のある投資家、先を読む力のある投資家にとってはさまざまなビジネスアイデアを喚起させる本になりそうだ。

柏木珠希

【プロフィール】
フリーライター、渋谷区の商業ビルのオーナー。著書に「大家さん! これからの投資はシェアハウス・ゲストハウスがおトクです!」(秀和システム)、「20代、持ち家なし、貯金100万円でも月収以上を稼げる『オモロー式』不動産投資講座』(プレジデント社)など。2008〜2010年には文京区にて築70年の長屋をセルフリノベーションしたカフェを経営。その後、信州の築150年の古民家に移住。近著は「おひとりさま女子の田舎移住計画」(朝日新聞出版)。

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