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【不動産投資本】クレーム対応から自殺処理まで!賃貸管理のプロが教える極意とは?「帰ってきた助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」

不動産投資本/書評 ニュース

2018/04/18 配信

満室経営の要は何と言っても、「客付け」「賃貸付け」などと呼ばれる入居者募集であることは間違いない。しかし、それと同じくらい重要なのが「賃貸管理」ではないだろうか。

家賃の集金をはじめ、共用部の定期清掃やメンテナンス、滞納督促やクレーム処理、時には法律による紛争解決や自殺などの事件にも対応しなければならない管理会社は、オーナーからいろいろな意味で「重い任務」を託されている。

逆に、管理ノウハウを駆使して入居者の満足度を維持向上させ、良質な長期入居者を増やしてオーナーの信頼を得ることも、管理会社の手腕次第で大いに実現可能と言えそうだ。

今回ご紹介する本は、そんな多岐にわたる賃貸管理業務に長年携わり、これまで培った豊富なノウハウをブログやセミナーで提供している熊切伸英氏の新刊、「帰ってきた助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」(住宅新報社)である。

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クマさんの人柄が表れる賃貸管理ノウハウ

熊切氏(クマさん)は、2005年から続けているブログ「賃貸管理クレーム日記」において、現場実務者として蓄積してきた賃貸管理のノウハウを毎日更新し、ブログ読者に広く提供している。

それらブログの内容を取りまとめ、2010年に出版して好評を得た前作「助けてクマさん! 賃貸管理トラブル即応マニュアル」から約7年半。本作は、その間に蓄積されたノウハウや賃貸管理の情勢変化を新たに取り込み、ブラッシュアップさせた内容となっている。

全体を通して読んだ印象は、「スッと頭に入って読みやすいのに、非常に内容が濃い」ことだ。

賃貸管理とは前述のように、法的な紛争解決や自殺処理など、精神的負担の大きな業務に立ち向かうケースも少なくない。

しかしクマさんは、そういったハードな場面をさらりと柔らかく、具体的ながらも理路整然と解説しているため読みづらさを感じず、逆に、どんどん賃貸管理ならではのドラマチックな展開に引き込まれていく。

これは、管理現場の実務スタッフとして、長年人と人との結びつきに関わってきた著者の人柄が、文面に表れているおかげではないだろうか。

半ば武勇伝のように、「こんなトラブルを解決した」という不動産投資本が多い中、クマさんの人柄と経験によって裏打ちされたこの本のノウハウは、単なるエピソードトークに終わらない賃貸管理の極意があると言えそうだ。

賃貸管理は「感情」の解決で上手くいく

第5章でクマさんの述べている一文が、とても印象に残った。

”「人と人」との調整業務は「感情の問題」が中心となります。もちろん、「何が悪いのか」を突き詰める場合には、理屈も法律も重要なことは言うまでもありませんが、「感情」の部分を解決すれば「理屈や法律」の問題にならないケースも多くあるはずです。”

大きくなってしまったトラブルに対しては、弁護士などの専門士業に任せ、裁判などで決着を図ることになる。しかしそれ以前の段階で、管理会社が迅速かつ誠実に対応することによって、穏便に収拾できるケースが実に多いという。

これは賃貸管理に限らず、我々の日常生活において起こりうる対人関係のトラブルにおいても、同じことが言えるのではないだろうか。

トラブルの多くも最初は、些細な行き違いや理解不足から始まる。相手と良好な関係を維持することと、賃貸管理で入居者の満足度を上げ、長期入居につなげる根本が一緒であることに、改めて気付かされたような気がした。

この本には、賃貸管理における強力なマインドとノウハウが詰まっている。

管理を学ぶ上で、自主管理の個人大家はもちろん、客付けから建物管理まで全て管理会社に任せているオーナーであっても、大いに役立つ内容だと感じた。

ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。

健美家編集部(協力:五位野健一)

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