著者は元銀行員で、現在は10棟70室の大家として約6,000万円の家賃収入を得ている菅井敏之氏。48才で銀行員を辞めてからは、ベストセラー作家、お金に関するセミナーの講師、テレビのコメンテーター等としても活躍する。
過去に健美家の大家列伝の取材に応じてくれた際には、「銀行員時代、幸せそうな顧客10人のうち8人に家賃収入があったことから不動産投資を始めた」というきっかけを話してくれた。セミリタイア生活に1年で飽きてカフェを始めた(先日惜しまれながら閉店)という話も印象的だった。
さて、本書「新 一生お金に困らない!新お金が貯まるのは、どっち!?」はその菅井氏の最新刊。銀行員時代も入れると約3万人のお金の相談に乗ってきたという著者は、「お金が貯まらない人」「相続で家族がバラバラになる人」「投資や起業で失敗してお金を失う人」など、様々なお金に関するトラブルを見てきた。
お金がないから不幸な人もいれば、お金があるのに不幸な人もいた。つまり、問題は「お金の多い少ない」ではない。お金に対する知識や向き合い方であり、金融機関との付き合い方を知ることであり、相続等に関しては、先人の失敗から学ぶことなのであ
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