不動産投資に限らず、何事においても事前の準備・勉強というのは欠かせないものである。即行動派で実践によって成果を上げるのスタイルの人でも、扱う金額が大きく、また多くの人や組織が関わる不動産投資においては、むやみに実践するより、ある程度学びの期間を経た上で取り組むのが望ましいだろう。
ではまずは不動産投資の勉強を、といっても不動産投資において知っておくべきこと、また勉強しておいた方がいいことというのは非常に多岐に渡る。
「何が分からないのかが分からない」という状態の初心者の方も多いのではないだろうか。
今回紹介する書籍『東大博士が書いた 石橋を叩いてでも成功したい人のための「不動産投資」大全』(ダイヤモンド社)は、まさに不動産投資の全体観を掴むのに適した一冊だ。
著者の菅原吉祥氏は東京大学卒、東京大学博士課程を修了して博士号を取得した不動産投資家であり、論文執筆や講演等の活動を行う学者である。
大学で教鞭をとりながら不動産投資を始め、40代前半でFIRE(早期リタイア)を達成した。現在は8棟100室を運営し、年間約5,000万円の家賃収入を得ている。
本書は、徹底的なデータ分析によるリスクを抑えた不動
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