これから不動産投資で資産を大きくしていこう、という初心者の方は、まず「物件を買う」ということに最もフォーカスするだろう。もちろん買わなければ始まらないが、それを高い稼働率、できれば満室で経営して安定的に収益を上げていくことも非常に重要だ。
今回はそのためのヒントがたくさん書かれている書籍「大手広告代理店マンがこっそり教える、驚異の満室マーケティング(セルバ出版)」を紹介する。
著者の馬橋令氏は大手商社や大手広告代理店に勤めたのち、38歳という若さでFIREを達成。しばらくの海外暮らしを経て、日本に戻って不動産投資家へ転身するという一風変わった経歴の持ち主だ。
新築なのに全空で返済が月に100万円
ピンチを抜け出すカギとなったのがマーケティング戦略
著者の不動産投資は今から10年ほど前、不動産投資コンサルタントとして当時名を馳せていたとある人物のサポートを受け、数億円の新築一棟アパートを購入するところから始まった。売買および賃貸仲介の不動産業者から工務店までチーム化してのフルスタックサービスに全幅の信頼を寄せていたところに、突然の一方的なサポート打ち切り。
なんとか建物は完成したものの、新築なのに全
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健美家編集部(協力:
(たまあらい))