「兼業大家」や「サラリーマン不動産投資家」という言葉がいまや違和感なく受け入れられるのは、不動産投資・大家業を「副業」という位置付けで取り組んでいる方が多いことの表れだろう。
仮に不動産投資・大家業が副業である場合、不動産収入を再投資することが複利のカギになる一方、いかにして自己資金に厚みをもたせるかも、思いがけない出費リスクの低減や安定経営のカギとなる。
本業の収入から捻出する自己資金に加え、ダブルワークなどによって不動産に投入するタネ銭を上乗せするとしたら、それは「副業のための副業」とも言えるだろう。
そこで今回、そんな「副業のための副業」をも実践しながら、区分マンション60戸近くを現金で購入してきた堅実投資術の第一人者であり、健美家コラムニストでもある、芦沢 晃さんにお話を伺った。
「副業のための副業」に取り組むスタンスとは?
芦沢さんは 一連の自著の中で、主たる読者層の属性が兼業サラリーマン大家さんであることを想定したうえで、以下のように述べている。
「趣味なり、本業の周
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