「副業のための副業」が兼業大家・サラリーマン不動産投資家に対して新たにもたらす効能を、コラムニスト芦沢 晃氏への取材を基に前回の記事で取り上げた。
「サラリー以外で人的資本のダブルインカムシステムを楽しく作る」を実践してタネ銭の捻出も加速させたい。そうは言っても選択肢はある意味で無数にあるし、個人ごとに最適な形も異なるからこそためらってしまう、という方もいるだろう。
そこで今回、楽しみながら行う副業の具体例にフォーカスし、「好きが高じて始めた副業」の実例を紹介したい。2つの事例は奇遇にも、ポートフォリオの一つとして「不動産」にも目が向き始めたことも共通していた。
ケース1:「趣味と実益を兼ねる」を地で行くダブルインカム
都内で会社員として働く30代のAさん。Aさんは就職活動の際に「自ら真剣に取り組んだ活動」としてアピールしたことが認められて入社したほどの、自他共に認める「釣り」の達人だ。
きっかけはコロナ禍で在宅勤務が増えたことだ。従前より時間が取れるようになったことで家族とも相談し「釣り教室を副業にする」ことにしたという。
「わたしの場合は、『好
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