「不動産投資で成功している人は少ない……」。不動産調査のスタイルアクト(東京都中央区)の沖有人社長は7月27日に都内で開催した個人投資家向けセミナー「相続・事業承継セミナー~不動産投資と出口戦略~」でそう切り出した。自宅購入市場は縮小し、節税市場が拡大する可能性が高い。
日本の土地面積が不変なのに対し、不動産の所有人口は減少の一途を辿る。「これからの不動産投資は普通にやったら儲からない。節税とキャピタルゲインを得られるかが成功のポイントだ」といい、出口戦略は入口の段階で考えておくべきだと強調する。
その入口で入念な準備をするのが最大の出口戦略。保有すべき土地は、人口増加や再開発地域に加え、観光客が訪れる地域などを挙げる。不動産価格の変動もある程度は読めるもので、現在の価格は9合目に達しているとした。
キャピタルゲインを得るためには、いつ、どこに、どんな物件を、いくらで購入するかにかかっている。
同社では、①買い時指数(現在)②都心寄り(エリア)③駅徒歩(駅近)④大規模(総戸数)⑤階数(タワー)⑥面積(ファミ
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