収益物件を手に入れる際、新築もしくは中古、どちらを選べばいいのか?
新築であれば立地や地域のニーズを間違えなければ「新しい」という面で客付けは有利かもしれない。他方、昨今であれば資材の高騰から建築コストは中古に比べて高くなるケースが多い。
中古は同じエリア・同規模の新築より価格は安いだろうが、老朽化が進むと客付けに困ったり、修繕や修理にコストがかさむ可能性がある…。
いずれにしろ、両者には一長一短があり、その辺りを検討して選ぶ必要があるが、実際はどうなのか。
ここでは、建築業界で働きながら、1棟ビルや複数の戸建てを持つ、杏好一(あん・こういち)氏に自身の体験を振り返っていただきつつ、「中古物件にありがちなトラブル」について話を伺った。
杏氏は、千葉県在住のアラフィフ会社員。2004年から不動産投資を始め、千葉県内にビルや戸建て、倉庫、今年6月までは東京にもアパートを所有。13年間、満室経営を行っている。
「不動産投資を始めたのは、ひょんなことから…。14年前に社内の争いに巻き込まれ理不尽で不利な立場に追い込まれ、『いつ会社を辞めても大丈夫なようにビジネスを始めよう』と思い立ったのがきっかけです。当
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる