まちの衰退が語られるようになった昨今、まちの活気、将来性を見極めることは投資家にとって重要なポイントになる。
いろいろな観点があるが、現地に行ってぜひ、確認していただきたいのは店の作りだ。
非常に簡単に、一言で言えば賑わいはオープンな雰囲気から生まれる。逆にいえば閉鎖的で、中が見えない店ばかりが並ぶまちは衰退する。
実際、赤羽や北千住、清澄白河など最近話題に上がるまちでは店はオープンである。ガラス張りになっていたり、時には道路上に席がはみ出して(!)いたりするほどで、それが賑わいを視覚で、聴覚で実感させ、そこに交じってみようという気を起こさせる。
どんなに賑わっている店でも、それが外から分からなければ、人は賑わいを実感しない。
再生が話題になっている熱海も元々は閉鎖的な雰囲気のまちだった。今も残る古くからの飲食店街に行ってみると分かるが、たいていは内部の様子が外からは伺えない店である。
ところが、最近、人通りが増えたと言われる銀座通り商店街はオープンで
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