賃貸併用住宅では土地を持っている人が自宅を建てる際にその一部に賃貸住宅を作るというやり方が一般的である。土地があることが前提になるため、賃貸に向く立地かどうかを考えずに建てる例も多く、意外に失敗例もある。
同様に施主である所有者の住宅優先で住戸配置等をプランニングしがちなため、選ばれない賃貸住宅を建ててしまうことも。
そもそも、土地を所有しなければ始められないことに加え、うまくいっていない例が少なくないため、あまり、前向きに捉えられてこなかったと言っても良い。
だが、そこに一石を投じる新しいタイプの賃貸併用住宅が登場した。株式会社フロンティアハウスが手がける「Appart RESIDENCE(アパルトレジデンス)」である。
これは土地付きで4000万円台前半の建売住宅で、1階が購入者のマイホームとなり、2階に賃貸住宅2戸(物件によって1戸)が配されるというもの。延床面積の半分以上が自己使用であれば住宅ローンで購入できることを利用したもので、これならマイホームを買うと同時に投資用物件も手に入ることになる。
すでに3棟が販
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