低金利で長期間の借り入れがしやすい住宅ローンだが、不動産投資に活用することは残念ながら許されていない。しかし、自宅の一部に賃貸用の部屋が付随する賃貸併用住宅ならば、合法的に不動産投資に活用することができる。
賃貸併用住宅はマイホームと収益物件を同時に取得できる、まさに一挙両得な不動産投資商品である。これから不動産投資をはじめたいサラリーマンに対して経験者からアドバイスが行われる際に、選択肢として挙げられることも少なくない。
月数万円の少ない手出しで新築の自宅に住むことができるし、中古であれば、うまく取得して運用できれば実質タダ、あるいはお金をいただきながら住むことだって可能だ。家賃という固定費の大きなウエイトを占めてきた部分を削減をしながら、不動産投資の実績も積めるため、次のステップにも繋げやすいだろう。
賃貸併用住宅のパターンは様々で、例えば3階建ての建物の1階部分に単身用の賃貸部屋が2室、2・3階部分が自宅といった場合もあれば、自宅と賃貸部屋が横並びのメゾネットタイプの場合もある。
共通するのは、自宅部分が建物全体の50%以上を
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