• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

貸す時のツメが甘いと大問題に?まずいと思ったら即対応!【太田垣章子のトラブル解決!】

賃貸経営/トラブル ニュース

2023/01/19 配信

賃貸業界は、今が繁忙期真っ盛り。管理会社は入退出の対応に追われ、家主は「なんとか空室をここで埋めたい」そう思うはずだ。一方、賃貸トラブルの現場にいる私からすると、トラブルになる案件の多くは、入り口の部分に原因が潜んでいる。そこでまず今回は関係者の方々に、警鐘を鳴らしていきたい。

貸す時のツメが甘すぎる

賃貸トラブルの案件を受任する際、私たちは必ず関係書類を確認する。たとえば賃貸借契約書や入居申込書、提出される身分証明書等だ。特に重要なのは、賃貸借契約書。ところが大概、定型のもので工夫がされていない。これがそもそも問題なのだ。

ペット可物件を例にとってみよう。
ペット可物件とは特約のところに記載があるが、それ以外の縛りがないのが大半だ。ところが数メートルになる大蛇が逃げた、大きなイグアナが脱走したといった事件は、関係者を震撼させた。あれらの事件を、お忘れではなかろう。

Iguanas on Seminario Park (Iguanas Park) and Metropolitan Cathedral - Guayaquil
昨年、民家から大きなイグアナが脱走しテレビなどで大々的に報道され、周辺住民を困惑させる事件も

あの一件で、ペットと言えば犬猫と限定的に考えるのは、間違いだったと気づいたはずだ。ならば『ペット可』とするのではなく、ペットの種類を限定する

...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

執筆:太田垣章子(おおたがきあやこ)

太田垣章子

■ 主な経歴

OAG司法書士法人 代表
平成14年から主に家主側の訴訟代理人として、悪質賃借人の追い出しを延2,000件以上解決してきた賃貸トラブルのエキスパート。徹底した現場主義で、早期解決のためにトラブルある物件には必ず足を運んできた。現場で鍛えられた着眼点から、賃貸トラブルの解決を導く救世主でもある。

■ 主な著書

  • 「家賃滞納という貧困」(ポプラ社)
  • 「賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド」(日本実業出版社)など

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ