高齢者が増え続けている日本では、万が一のときのためにさまざまな見守り器具も開発されてきた。その種類もセンサーで管理するもの、照明器具を利用するもの、カメラで見守るものなど多岐にわたっている。
そんな中、高齢者向け物件そのものも進化してきた。
大阪府吹田市に登場した
シニアアップデートマンション『Life Care Suita』
大阪府を中心に有料老人ホーム「はっぴーらいふ」シリーズを運営する株式会社ライフケア・ビジョンがオープンしたシニア向けマンションが凄い。
何が凄いかと言うと、非接触センサーと最先端ICT/IOT技術を駆使しつつ、介護ノウハウでアレンジした独自の見守りシステムが画期的なのだ。
いま世に出ている見守りシステムは、異常があればアラートが出るといった一方通行のものが大半だ。しかしそれでは異常を察知することができても、その次の対応はマンパワーで現地に駆けつけるしかない。
ところがこの『Life Care Suita』では異常を感知した時の、次の一手を見守りセンターから対応できるというもの。
シニア層の事故のうち、不慮の溺死や溺死による死亡者数は、年間1万4000人。その7割が自宅での浴槽内
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる