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中野新橋を変える!個性派ロフト付きワンルームを見学。

賃貸経営/まちづくり ニュース

中野新橋駅周辺。方南町、中野富士見町に比べると駅周辺が賑やか
中野新橋駅周辺。方南町、中野富士見町に比べると駅周辺が賑やか

東京で二番目に古い地下鉄、東京メトロ丸の内線に中野新橋という駅がある。東京に長く住んでいる人でもあまり知らないかもしれない駅だが、新宿の高層ビルが街中からも望めるほどの立地で、古くから開発されてきたまちでもある。

ごく普通の低層住宅、アパートが多い住宅街の中で目を惹く、BE-FUNデザインの既存アパート
ごく普通の低層住宅、アパートが多い住宅街の中で目を惹く、BE-FUN DESIGNの物件。この物件の右側に既存のアパートがあり、今回新築されたのはそのさらに隣。道を挟んで向かい側には以下で紹介する建物がある

その中野新橋駅から歩いて4分という住宅街に新築された賃貸住宅を見学してきた。設計は数多くの、若い人たちに受ける賃貸住宅を手掛けてきたBEーFUN DESIGN。同社はこの一画ですでに2012年2014年に2棟を手掛けてきており、今回で3棟目。

最初に紹介した物件と道を挟んで建つ、こちらもデザイン性の高い、同社設計の物件
最初に紹介した物件と道を挟んで建つ、こちらもデザイン性の高い、同社設計の物件

さらに今回新築された建物の背後でももう一棟が建築中なので、住宅街の一画に近しいテイストの建物が4棟建つことになる。

新築された物件から冒頭で紹介した物件の方角を望む。左手に見える青い屋根は古いアパートでいずれはこれを建替える予定も。右手は建築中のオーナー宅
新築された物件から冒頭で紹介した物件の方角を望む。左手に見える青い屋根は古いアパートでいずれはこれを建替える予定も。右手は建築中のオーナー宅。さらに奥には他社建築中の物件が見えており、この地域が変化しつつあることが分かる

これらはすべて同じオーナーの土地。BE-FUN DESIGNの進藤強氏によると、10年くらい前に周辺も含め、土地、不動産を相続したオーナーから相談を受け、少しずつ街並みを変えてきたプロジェクトだという。

「かつては大手デベロッパー、大手ハウスメーカーで大きな建物を建てる=賃貸経営という考えがあったと思いますが、今はそういう時代ではない。まちの人たちに受け入れてもらえる、地域の価値を上げるような建物を建てていきたい。そうした相談で少しずつ建ててきており、今後はすでに建てた建物に面した古い建物を取り壊して新築、建物間に中庭を作り、コミュニティのある一角を作っていきたいとも考えています」。

一画を同じテイストでまとめるだけでも地域のブランド力は高まり、競争力を持つようになる。それに加えて人間関係のあるエリア作りまでが構想されているわけである。完成すれば地域に大きく貢献することになろう。

実際、内覧会では地元の人たちが多く見学に来ていた。「広く関心を持っていただいているようで、しかも、良い物件ができて良かったという声が多かった。地域に良い物件ができることで地域の価値が上がり、回り回ってそれが家賃にも良い影響を及ぼしてくれれば、地域にも喜ばれるはずです」。

物件を見て行こう。建物は木造3階建て。フロアごとに異なる間取りとなっており、それぞれに異なる魅力がある。

1階は公道に面したところに自転車などを置くのに便利なスペースがあるのが特徴。複数台置いてもゆったりだ

1階は公道に面したところに自転車などを置くのに便利なスペースがあるのが特徴。複数台置いてもゆったりだ

まず、1階は住戸の前に広めのポーチがあるのが他住戸と異なるところ。加えて住戸の入り口は土間。どちらも自転車、アウトドアグッズなど室内には入れにくいが、大事なものを置くにはちょうど良いスペースである。1階間取り図。公道面からすると住戸部分が下がっているタイプになる

1階間取り図。公道面からすると住戸部分が下がっているタイプになる

入ったところ。入口から階段を下がって居室、上がって水回りという構成
入ったところ。入口から階段を下がって居室、上がって水回りという構成

土間から木の階段を下りたところが居室部分。その奥の、階段を上がったところにキッチンと水回りが用意されている。そして、居室部分で面白いのは中央の天井近くに設けられたロフトスペース。木の階段を上がるようになっており、ベッドとしても、収納スペースとしても使える。

居室からロフト部分を見上げる。専用の梯子付。独立して使える空間となっている
居室からロフト部分を見上げる。専用の梯子付。独立して使える空間となっている
階段を上がったところに水回りが設置されている。このタイプはトイレ、洗面、バスが一体となっており、ガラスの壁で仕切られている
階段を上がったところに水回りが設置されている。このタイプはトイレ、洗面、バスが一体となっており、ガラスの壁で仕切られている

この物件では部屋ごとに形態は異なるが、他の部屋でもロフトが用意されており、特徴のひとつだ。

2階は1階、3階に比べるとフラットなタイプ。玄関脇に洗濯機置き場、洗面所がある
2階は1階、3階に比べるとフラットなタイプ。玄関脇に洗濯機置き場、洗面所がある
2階の住戸。ロフトは住戸内のほか、その奥の水回りに上にも設置されており、使い分けられるようになっている
2階の住戸。ロフトは住戸内のほか、その奥の水回りに上にも設置されており、使い分けられるようになっている

玄関脇に設置された洗濯機置き場、洗面所。シンプルなものであれば目立つ場所にあっても気にならないというところか
玄関脇に設置された洗濯機置き場、洗面所。シンプルなものであれば目立つ場所にあっても気にならないというところか

2階以上は大きな窓のある開放感が印象的。特に3階になると周辺が2階建ての一戸建て中心の住宅街のため、眺望が開ける。そのためだろうか、3階の3室は完成を待たずに満室である。

部屋の作りでいうと2階はフラットでロフトあり。使い勝手でいえばフラットな分、使いやすいはずだ。 3階住戸の間取り図。ロフト部分がまとめて広く作られているのが特徴

3階住戸の間取り図。ロフト部分がまとめて広く作られているのが特徴

周辺には低層の住宅が多いので3階になると非常に開放的
周辺には低層の住宅が多いので3階になると非常に開放的

3階は居室部分が高くなっており、そのさらに上にロフトがある。1階、2階のロフトが4.70uなのに対し、3階は9.70uと広いことも早く決まった理由のひとつらしい。

3階住戸。右側の梯子を利用してロフトへ。居室部分は玄関から少し上がった場所に配されている
3階住戸。右側の梯子を利用してロフトへ。居室部分は玄関から少し上がった場所に配されている

専有面積は1階、3階が25.07uが中心で、2階が23.67uと少しコンパクト。ただ、天井高があるせいか、全体に広い印象がある。

ひとつ、細かいところだが、目についたのはキッチンに用意されたIHクッキングヒーター。一般的なキッチンではクッキングヒーターとキッチンは一体になっており、クッキングヒーターだけを交換することはできない。だが、このタイプであれば人が入れ替わるタイミングで交換できる。実際、入居時には入居者に毎回プレゼントする予定だという。

使わない時には立てかけてもおけるIHクッキングヒーター。空間を広く使え、汚れたら交換すれば良いというメリットに加え、システムキッチンを導入するより安くつくのではないかとも想定される
使わない時には立てかけてもおけるIHクッキングヒーター。空間を広く使え、汚れたら交換すれば良いというメリットに加え、システムキッチンを導入するより安くつくのではないかとも想定される

「キッチンは汚れやすいし、汚れが気になる場所でもあります。その点、このタイプであれば入居者は常に新品を使えます。また、使わない時は立てかけて置けるのでキッチンを広く使えるというメリットもあります」。

ちなみに東京メトロ丸ノ内線ではこれまで乗換が必要だった中野坂上駅から新宿方面を直通にすべく、方南町駅の改修工事が行われている。それに伴い、利便性が上がることを見こして方南町、中野富士見町、中野新橋では新築物件建設が相次いでいる。

駅周辺の不動産会社店頭をチェックしてみたところ、昔ながらの風呂無しアパートがいくつか

駅周辺の不動産会社店頭をチェックしてみたところ、昔ながらの風呂無しアパートがいくつか

そのうち、中野新橋は風呂無し、トイレのみの6畳などといった、賃料4万円台の昔ながらの賃貸住宅が残っているエリアで、変化の余地は多大。駅周辺の繁華さで言えば方南町と良い勝負、中野富士見町よりはかなり便利とポテンシャルも高い。今後のまちの動向が楽しみだ。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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