
池袋西口から歩いて数分。繁華な通りから少し入ったところに緑に囲まれた古い日本家屋、アパートを改装した飲食店などがある異色の空間がある。
2020年7月にオープンしたニシイケバレイだ。西池袋にある谷(valley)というわけだが、これらの改装により、この一画の認知度がアップ。通り沿いにある賃貸マンションにも好影響が出始めているという。地域の価値向上と賃貸経営の関係について聞いた。
日本家屋改装から始まり、徐々に変化
ニシイケバレイは池袋西口の一画に複数の不動産を所有する深野弘之氏が賃貸経営のこれからを考えて生み出した空間である。
この一画は通り沿いには全83戸の住宅に店舗が入ったビルがあり、その背後にはかつて深野氏の曾祖母が使い、深野氏本人も住んでいたことのある古い日本家屋、古い木造アパート「白百合荘」、マンション「コーポ紫雲」と駐車場があるのだが、それらの不動産を順に変えていくことで地域の価値を上げ、賃貸経営をプラスの方向に導こうというのである。

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