京都府にて「府防犯モデル賃貸マンション」に認定する取り組みがスタート、第1号認定式が京都市中京区のマンションで行われた。
第1号に認定されたのは同志社大学指定の4階建てのマンションで、1人暮らしの女子学生らを性犯罪から守ろうと、防犯基準を満たした構造設備となっている。玄関はオートロック式、扉はツーロック、窓は防犯フィルム。24時間録画の防犯カメラの設置されており、2,3,4階には配水管をつたい外部から侵入者が入らないように「忍び返し」がついている。
京都府警によると、窃盗や傷害等の刑法犯の認知件数は65,000を超えていた平成14年と比べ、平成26年は39年ぶりに30,000件を切り、認知件数は近年減少傾向であったが、強制わいせつ等の性犯罪の件数は横ばい状態であり、特に10代から20代の被害者が約8割を占め、住宅に侵入されて被害に遭うケースも約2割あるという。
府防犯モデル賃貸マンションは今年の6月から京都府防犯設備士協会が認定作業を開始した取組で、1人暮らしの女性らが安心して暮らすこ
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