春のオンシーズンを前に空き家対策を検討している人にぜひ、参考にしていただきたいのがステージングだ。2019年11月23日に開かれた不動産活用ネットワークのイベントで代表の空間工房取締役の森山由佳氏に話を聞いた。以下、役立つポイントをご紹介しよう。
生活するイメージを明確化、「借りたい」と思わせる
ステージングとは部屋に家具や小物類を置くことにより、その部屋での暮らしをイメージさせ、借りてみたい、住んでみたいと思わせることを言う。そのため、ステージングが特に有益な部屋は使う方のイメージをしにくい部屋ということになる。
森山氏があげるステージングに向く部屋は以下の5種類。
①変形な部屋
⇒家具の配置が思いつかず、使いづらいのではないかと敬遠されがち。どう置けば良いかを具体的に分かってもらうようにする
②デッドスペースのある部屋
⇒使いにくい、無駄になると思われがち。そこで逆にそのスペースがあることが生活を豊かにするということを伝えるようにする
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