コロナ禍で在宅勤務やオンライン授業が増え、ネット環境を重視する入居者が増えている。単身者向け、ファミリー向け物件ともに、今や入居者が賃貸住宅に求める設備のNO1は「インターネット無料」である(出典元:「全国賃貸住宅新聞」2020年10月19日付け)。
空室対策やバリューアップにつながる、ネット環境の最新事情について取材した。
ネット環境は「下り」より「上り」を重視!
高速、大容量、安定性を重視
学生の間では、オンライン授業が主流になり、社会人にはリモートワークが広がり、自宅でインターネットを利用する時間が増えている。
入居者が独自に光回線に申し込むなどしてネット環境を整備すると、月額6000円前後コストがかかり、2年以内に解約すると違約金が発生するなどの縛りがある。賃貸住宅の設備の1つとして、無料でインターネットが利用できるとなれば、入居者にとっては魅力的である。
ある管理会社によると、オンライン授業やリモートワークが増えたことで、インターネットを利用する際、「下り」(ダウンロードしたり、閲覧
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