マーケットが寡占化しつつあることは、12月のこの連載でも論じたところ。強い会社と弱い会社の差が激しくなり、仲介マーケットは地方ほど寡占化が進んでいる。
収益物件オーナーは、大切なパートナーである不動産会社が、自分の所有物件エリアで、どう強いのかを把握する必要がある

首都圏のオーナーと
地方のオーナーの話が合わない
「○○大家の会」などの主催の勉強会なども新型コロナ感染リスク拡大でなかなか開催が難しくなっている。そうした環境変化ではあるものの、どうもエリア毎でオーナーの事情が明らかに変わってきている。
オンラインのセミナーなどが増えると、メリットもあり、エリアを越えて、遠方の大家さんと近隣の大家さんが話すことがあるが、どうもかみ合わせない事が多い。
これまでも賃料の違いや商習慣の違いなどは明確にあったものの、それ以上に地方の大家さんは、どの不動産会社に頼むべきか、の議論が激しくなっているように感じる。

首都圏のオーナーはマーケット変化の影響は受け
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執筆:
(うえののりゆき)