一年で人が一番入れ替わる3月。4月に入ると、入居希望者はガクッと減る。空室対策を万全にするためにも、設備強化は必要だ。しかし、設備会社の営業マンは、どれもこれも「入居者に人気の設備」「みなさん付けていますよ」という。そこで、是非とも「所有物件に必要な設備がなにであるか」を探求してみよう。

相場より高くても決まる」ネット無料・宅配ボックス・オートロック
「ないと決まらない」テレビモニタ付きインターフォン・室内洗濯機置き場
こうしたケースで最も参考にされているランキングが、全国賃貸住宅新聞社が毎年調査している人気の設備ランキングである。実際に入居者と接している不動産営業マンの肌感覚のアンケートデータとして、とても参考になる。
6年連続で「インターネット無料」が1位となっているランキングが「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」というもの。オンライン授業・テレワークの浸透で、もはやネット無料は空室対策施策としてはかなり定着してきた。
宅配ボックスが単身2位、ファミリー3位となっているのも、ステイホームでのネット通販での商品購入
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